054.きょうだい児とひとりっ子の関わり方
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心理学的には、生まれた順番でどうのこうの…という理論のようなものは無く、兄弟葛藤などの心理分析はあります。 今日は‘おばあちゃんの知恵袋’を頼りに、話を広げていきたいと思います! 先人の知恵の多くは現代にも通じる叡智がたくさん! これがこれからも伝承されることを願います… 1. きょうだい児の場合:どうしても‘親の関わりの量’に差が出てしまう…それは仕方ないことなので、以下のことを意識してみましょう! - 第一子: "ほっとけ" - 過剰に関わりすぎず、自分で解決する機会を与える - 第二子: "褒めろ" - 積極的に褒めて、ポジティブな注目を与える - 第三子: "叱れ" - 甘やかしすぎず、適切な指導をする 2. ひとりっ子の場合:大人の中で育つ…子どもにとっても辛い局面はあります。それも仕方ないこと。ひとりっ子でごめんね…と罪悪感を抱えず、対応を意識してみましょう! - 大人との力関係のバランスがそもそも難しい - 子どもの意見を聞きつつも、全てを受け入れるのではない - きょうだい喧嘩で学べる経験を意識的に取り入れる - 対等な立場での会話を心がける - 一方的な関わりを避け、交渉的なやり取りを意識する これらの方法を通じて、子どもたちの健全な成長を支援することが大切です。 子育ての中でも、子どもの不快感情への対応はとても難しく感じてしまうかもしれませんが、 先人の知恵を参考にしながら、各家庭に合った方法を見つけていくことができるといいですね♪ ーーーーーーー 番組で扱ってほしいテーマがありましたら、お気軽にお問合せください♪ メール: [email protected] WEB: https://www.mamilia.jp/ Instagram: https://www.instagram.com/mamilia55/ ーーーーーーー
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まずは、子どもの脳と「やる気」について… 子どもは、脳を完成させた状態で生まれてくるのではなく、生まれてからの経験で脳が育っていきます。 なので、子育てとは「脳育て」とも言えます。 だからこそ忘れてはいけないことは - 子どもの脳は大人と違って、まだ完全には育っていない - 脳の中の「考える部分」と「感じる部分」がうまくつながっていない イラっとしたときに思い出してください 「脳育て」を考えた時、 今どきの子育て環境はリスクがいっぱいなんです - 最近は、外で遊ぶより、テレビやタブレットを見る機会が多くなっている -...
Published 09/12/24
エリクソンの発達理論から「やる気のなさ」について深掘ってみました! ‘答えのない問い’へのマミリア的仮説と思って聞いてください♪ 1. エリクソンの発達理論からみた「やる気」について: - 乳児期: 安心・信頼の獲得 - 幼児期前期: 自立・自己コントロール力の発達 - 幼児期後期: 積極性・主体性の発達(やる気に関連) やる気に関わるテーマにたどり着くまでに2つの段階があるのです… 2. 現在の子どもたちのやる気のなさは、幼児期後期の課題に取り組む前の段階にヒントがあるのかも? 3. コロナ禍で生まれ育った子どもたちの特殊な環境について言及: -...
Published 09/05/24