057.子どもの「やる気のなさ」について
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最近の子ども様子について、保育園や幼稚園の先生方から相談を受ける内容で多いのが、子どもたちが指示に従わない、活動に積極的に参加しない…というもの。 私自身も、いろんな子どもたちと関わる中で「やりたくない」とはっきり言ったり、言われたことをしない子について気になっていたので、今回のテーマにしてみました。 ・やる気のなさの広がり - 文科省が発表したデータによると不登校の子どもの約半数が「無気力」を不登校の理由としている ・やる気スイッチの重要性 - 子どものやる気を引き出す「スイッチ」は、乳幼児期に形成される - 最近の子どもたちは、このスイッチ自体がない、または上手く機能していない可能性がある ・ 環境の変化の影響 - ここ数年で子どもの育つ環境が変わってきたことが、この問題の背景にあるかもしれません - コロナの影響も考えられますが、詳しい原因はまだわかっていません ・ 親としてできること - 乳幼児期の子育ては、子どものやる気の土台を作る大切な時期であることを認識しましょう - 子どもの興味や好奇心を大切にし、自主性を育むような関わりを心がけましょう - 困ったときは、保育士や幼稚園の先生、専門家に相談するのも良いでしょう ・家庭だけでがんばらない! - この問題は社会全体で考えていく必要があります - 一人で抱え込まず、周りの人と協力しながら子育てを楽しむ姿勢が大切です 子育ては簡単ではありませんが、子どものやる気や自主性を育むことは、将来の成長にとても重要です日々の関わりの中で、少しずつ取り組んでいきましょう​​​​​​​​​​​​​♪ ーーーーーーー 番組で扱ってほしいテーマがありましたら、お気軽にお問合せください♪ メール: [email protected] WEB: https://www.mamilia.jp/ Instagram: https://www.instagram.com/mamilia55/ ーーーーーーー
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まずは、子どもの脳と「やる気」について… 子どもは、脳を完成させた状態で生まれてくるのではなく、生まれてからの経験で脳が育っていきます。 なので、子育てとは「脳育て」とも言えます。 だからこそ忘れてはいけないことは - 子どもの脳は大人と違って、まだ完全には育っていない - 脳の中の「考える部分」と「感じる部分」がうまくつながっていない イラっとしたときに思い出してください 「脳育て」を考えた時、 今どきの子育て環境はリスクがいっぱいなんです - 最近は、外で遊ぶより、テレビやタブレットを見る機会が多くなっている -...
Published 09/12/24
エリクソンの発達理論から「やる気のなさ」について深掘ってみました! ‘答えのない問い’へのマミリア的仮説と思って聞いてください♪ 1. エリクソンの発達理論からみた「やる気」について: - 乳児期: 安心・信頼の獲得 - 幼児期前期: 自立・自己コントロール力の発達 - 幼児期後期: 積極性・主体性の発達(やる気に関連) やる気に関わるテーマにたどり着くまでに2つの段階があるのです… 2. 現在の子どもたちのやる気のなさは、幼児期後期の課題に取り組む前の段階にヒントがあるのかも? 3. コロナ禍で生まれ育った子どもたちの特殊な環境について言及: -...
Published 09/05/24