子どものやる気のなさについて、今回は「からだ」の観点から深く掘り下げます。
主なポイントは下の3つです。
1. 生活リズム:
- 規則正しい生活リズムを保つことが非常に重要!
- 一定のリズムを作ることで、体内時計が整い、子どもの体調変化に気づきやすくなります
- 例えば、普段と違う寝つきの悪さや目覚めの悪さなどは、体からのサインかもしれません
- 「いつも通り」の状態があることで、「いつもと違う」状態に気づきやすくなります
2. 食事:
- バランスの取れた栄養摂取が子どもの体力づくりに欠かせません
- 特に鉄分不足が最近の子どもたちの間で深刻な問題として指摘されています
- ご飯を中心に、様々なおかずをバランスよく提供することが大切
- コンビニ弁当やインスタント食品、揚げ物などの加工食品は控えめにすることを推奨します
- 食材自体の栄養価が昔より低下しているため、必要に応じて鉄分入りのおやつや飲み物、サプリメントの利用も検討するとよいでしょう
3. 運動:
- 現代の子どもたちは全体的に運動不足傾向にあります
- スポーツのような集中的な運動も良いですが、日常生活の中での継続的な運動がより重要です
- 歩く、掃除をする(例:雑巾がけ)など、特に下半身を使う運動がお勧め
- 下半身の筋肉を動かすことで「ノルアドレナリン」というやる気を促すホルモンが分泌されます
- 運動不足は「だるさ」や「億劫さ」を引き起こし、悪循環に陥りやすいので注意が必要です
- 発達が緩やかな子どもや運動が苦手な子どもでも、少しずつ体を動かす習慣を作りましょう
子どもの「やる気」を引き出すためには、エネルギーに満ちた元気で健康な体がまず大事です。
子どもが自分の体を管理できるようになるのは、大学生…いえ、30代になるころでしょうか…。
親にできる最大のサポートは‘子どもの体調や生活習慣に気を配り、適切にサポートすること’と言うことができるかもしれません。
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