Description
第二帖「帚木」⑧/都合のいい恋人としての女房/左馬頭の助言/折らば落ちぬべき萩の露、拾はば消えなむと見る玉笹の上の霰/中将の体験談/右大臣家の怒り/山がつの垣ほ荒るともをりをりにあはれはかけよ撫子の露/あな恋し今も見てしが山がつの垣穂に咲ける大和撫子/昔物語/藤原道綱母『蜻蛉日記』/養女が欲しい/源宰相兼忠の娘/おきそふる露に夜な夜な濡れこしは思ひの中にかわく袖かは/母たちの期待/昔物語のやうなれば皆泣きぬ/消える女と手放される娘/咲きまじる色はいづれと分かねどもなほ常夏にしくものぞなき/うち払ふ袖も露けきとこなつに嵐吹きそふ秋も来にけり/運命の母娘/【文字起こし】https://note.com/vast_godwit263/n/n85a460e3634d