英語で仏教!【無常】
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英語で仏教!の第6回です。今回のテーマは「諸行無常」。 平家物語でも有名な言葉ですが、仏教の基本的な概念でもあります。英語と日本語の両面から触れていただき、仏教の世界観を味わってみてください。 ●チャプター1 The belief that all things arise , change, and die is one of the fundamental understandings of Buddhism. This is often expressed  as “all things are impermanent.” What this means is that nothing exists forever and absolutely unchanged. ●チャプター2 Even in our own bodies, there are a large number of cells dying each moments, and at the same time they are being replaced by numerous new cells. Eventually our individual bodies arrive at death. Even the universe which appears to be infinite is forever transforming and will one day be extinguished. ●チャプター3 However, we tend to live under the illusion that the present state of affairs will continue forever. As a result, we make various mistaken perceptions and misunderstand the truth. Buddhism teaches us to fix our eyes upon the truth of impermanence and to form a correct judgment about all things.
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一般には、「頭の回転が速い=物事がよく見えている」ように思われている傾向があるように思います。 私も頭の回転が速い方を見ると羨ましく感じます。 一方で仏教では、頭を含めた色々な感覚を、静かに止めることで「物事がよく観える」のだと説きます(これを止観といいます)。 その喩えとして「六窓一猿」を今回はご紹介いたします。
Published 12/28/23
私たちは、情報を聞いただけで、分かったような気になってしまうことがあるようです。やはり百聞は一見に如かず。実際に体験することで、聞いた情報が「本当だった」と納得できる形が最も良いように思いますし、そうすることが情報を本当の意味で活かすことになります。 今回は、仏教の「指月の喩え」と「ラーメン屋さんの喩え」をお話しして、そのあたりを味わってみたいと思います。 指月(しげつ・しがつ)の喩え 「われは指を以て月を指し、汝をしてこれを知らしめんとするに、汝は如何指を看て、月を視ざる」 (『大智度論』) 佛が涅槃に入られるとき、諸の比丘に語られた 今日より法に依って人に依っては...
Published 11/19/23