Description
今回は、自己資本比率・自己資本経常利益率・財務レバレッジについて説明します。
資金調達を安定的に行うには、正味資産(=純資産)を高めることが大切です。それを管理するための指標は、自己資本比率(=純資産÷資産)です。一方、株主からみた投資効率を高めることも大切です。それは、自己資本経常利益率(=経常利益÷純資産)で管理します。そして、これを高めるには、他人資本(=負債)を増やすことで、財務レバレッジ効果が高まります。しかし、他人資本を増やすことは、自己資本比率を低くすることになるので、自己資本比率を低くしすぎず、また、適切な財務レバレッジ効果が得られるよう、両者のバランスをとることが大切です。
詳しくは、番組をお聴きください。
また、「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第7章第8節「自己資本比率と財務レバレッジで何がわかるのか」(164ページ)もご参照ください。