Description
次世代インターネットのゆくえを考えるポッドキャストの第2回。前回に引き続き「Epic GamesによるBandcamp買収」から、両社の合併が互いにもたらすものを考察。「ユーザーがつくり・ユーザーが消費する」来るべきプラットフォームのかたちと、Epic Gamesが目指すクリエイターエコノミーのビジョンとは何か。そして、やがてEpic Gamesの競合はTikTokとなる? 熾烈なプラットフォーム戦争の行方を占う。
ゲーム業界のスピード感
ファンダムがニッチなアーティストを支えている
Epicはゲーム業界にファンコミュニティを形成することができるか
バーチャルイベントと実際のイベントの共存
ソウル出身Parannoulのバーチャル性
EpicはTikTokと競合する企業へ
SNSの「いいね」が100円になれば...
2次創作のNFT化
ブロックチェーンの本質は社会インフラである
数多くの機能を備えるのがインクルージョンの肝
【参照記事】
◉Epic Games、Bandcamp、そしてMe世代のファンダム──2022.3.4 HYPEBOT "Epic Games, Bandcamp, and fandom for the ‘me’ generation"
【この番組「メタバースえとせとら」とは】
メタバース・ファンダム・クリエイターエコノミー・NFT......Web2.0からWeb3へ急速に移行する流れの中で、次世代インターネットは今後どんな動きをみせるのか。パノラマティクス主宰の齋藤精一と黒鳥社の若林恵が、海外ニュースを通して読み解くポッドキャスト。
【出演しているのは】
齋藤精一|Seiichi Saito パノラマティクス主宰。1975年神奈川県生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2000年からニューヨークで活動を開始。06年株式会社ライゾマティクス(現:株式会社アブストラクトエンジン)を設立。16年から社内部門「ライゾマティクス・アーキテクチャー」を率い、20年組織変更では「パノラマティクス」と改称。行政や企業などの企画、実装アドバイザーも数多く行う。2018-2021年グッドデザイン賞審査委員副委員長。2020年ドバイ万博 日本館クリエイティブ・アドバイザー。2025年大阪・関西万博People’s Living Labクリエイター。
若林恵|Kei Wakabayashi 黒鳥社コンテンツ・ディレクター。平凡社『月刊太陽』編集部を経て2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社設立。著書・編集担当に『さよなら未来』『次世代ガバメント 小さくて大きい政府のつくり方』『GDX :行政府における理念と実践』『だえん問答 コロナの迷宮』『働くことの人類学【活字版】』など。「こんにちは未来」「blkswn jukebox」「音読ブラックスワン」などのポッドキャストの企画制作でも知られる。
【お届けしているのは】
黒鳥社は、いまの当たり前を疑い、あらゆる物事について、「別のありようを再想像(Re-Imagine)する」ことをミッションに、書籍、ウェブ、ポッドキャスト、イベント、旅などメディアを問わず、さまざまなコンテンツを制作しています。
2012年に米国で創業した『Quartz(クオーツ)』は、モバイルテクノロジーとジャーナリズムを組み合わせたメディアとして、また、優れたUI・UX・コンテンツを有するメディアとして、世界中のビジネスリーダーから高い評価を得ている経済メディ