“古代史好きなので、かなりあちこち気になって、集中して聞けませんでした。法隆寺は670年に一回焼けて再建してますよ。厩戸王(聖徳太子)と蘇我馬子が同一人物という説がある、というのも入鹿と取り違えているようです。オマケにそれは俗説でして、厩戸王が実在したことは確実視されています。蘇我氏と物部氏の対立は宗教戦争だったと単純な構図で語っているけど、外戚関係を利用した権力争いに、当時まだ他の豪族を超越する権力を持たなかった大王(天皇)の立ち回りも絡み、本当はそこに重厚なドラマが展開されました。そして、乙巳の変はだいぶ後の、壬申の乱へと続く流れの中にあり、もー、めちゃめちゃドラマだらけなわけです。
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