「前の車、追っかけてもらえます?」
ヤバい運転手のタクシーに乗り込んだと気づいたときには、もう手遅れだった。
運転の腕は確かだが、会話は不可解。
前に乗せた客と似てる? そんなの関係ない。世界には同じ顔が三人いる? だからどうした。
私には、あの車を追わなければならない理由がある。あの車には、私の大切な人が乗っているのだ!
「前の車、追っかけてもらえます?」
ヤバい客を乗せたと気づいたときには、もう手遅れだった。
今日は、最悪の日かもしれない……
愛と狂気の追走劇は、果たしてどこへ向かうのか!
本当にヤバいのはどっちだ!?
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Published 10/18/24