【オツ千 編集力vol.28】読む場所・書く場所・遊ぶ場所(1717夜 ジェイ・デイヴィッド・ボルター『ライティング・スペース』)
Description
1971年夏、オブジェマガジン「遊」創刊。アップルPCの登場とともに『情報の歴史』『情報と文化』「花鳥風月ナビ」を連打。インターネット時代に突入すると予言的な『インターネット・ストラテジー』に続き、ISIS編集の国を立ち上げ、編集学校と千夜千冊が産声を上げた。松岡正剛の編集半生は、本を編集の先達にして、メッセージ(Message)・メソッド(Method)・メディア(Media)の3Mを動かし続け、新たなライティング・スペースを構想してきた歴史であり、未来への大いなるレガシーでもある。21世紀のライティング・スペース宣言はこの千夜からはじまる。
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1717夜 ジェイ・デイヴィッド・ボルター『ライティング・スペース』
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そこにいてそこにいない定家、そこにいなくてそこにいる定家。新古今ニューウェーブの旗手、藤原定家が仕組んだのは、自らが歌から退出し景色だけを残し、ウツとウツツのあいだから感興を起こし、言葉から出て言葉へ出るということだった。定家の歌一つで文化だと言った堀田善衛の意図とはどういうことなのか。私たちが甦らせたい文化についても思索を深めます。千夜千冊エディション『面影日本』の全体解説はYouTubeで公開中。面影小僧になった一人オツ千、「おっかけ!千夜千冊ファンクラブ 敢談儀LIVE...
Published 11/14/24
藤末鎌初、武者の世に北面の武士でありながら妻子を捨て出家し、漂泊の詩人となった西行。晩年になるにつれ、ますます執着したのは散りゆく桜の面影であった。桜のうつろいにともなう心のざわめき、面影に所在を置いて歌を詠むということ。西行が日本人の心に残したものはなんだったのか。小僧の歌詠に連れながら、千夜の運びに酔いしれていただきます。千夜千冊エディション『面影日本』の全体解説YouTubeで公開中。面影小僧になった一人オツ千、「おっかけ!千夜千冊ファンクラブ 敢談儀LIVE...
Published 11/13/24