山根基世のひとり読み「渡る世間は鬼ばかり」第13話を語る 聞き手:山崎恆成(橋田文化財団理事)
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《対談》この回は平成3年の新年最初に放送された。山根は様々な事件があった年だったと振り返る。『渡る世間は鬼ばかり』の登場人物それぞれにも波乱の年が明ける。 正月を一人で迎えた大吉に定年を迎えるサラリーマンの悲哀を感じると山根。そこへやって来た五月たちに手料理を振る舞い、味を誉められ微笑む大吉に、後に料理屋を開く伏線ではと指摘し、一年を通してドラマを書き綴る橋田壽賀子の構成力に感心する。 亨の母、年子と同居することになった文子に山根は同情し、自分の母親が善人だとして疑わず、妻の不安に気付かない亨にあきれる。 小島家の相続問題も暗雲が立ち込める。邦子と久子がキミの気を引こうとしてそれぞれが持参したメロンに山根は着目。皮肉を込めてキミがメロンを扱う姿に橋田のいたずら心が見られると楽しそうに語る。
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《あらすじ》長子の病室へ遠山昌之が見舞いに訪れる。長子にけがを負わせた本人である。遠山は謝罪のため毎日顔を出している。この日も花束とケーキを持参しており、長子に好印象を残す。
Published 11/19/24
《あらすじ》交通事故で負傷した長子は、弥生が務めている病院に入院している。卒業試験を受けることを諦めていたが、二人の男友達の協力を得て、試験を受けられることに。 一方「幸楽」へ久子と邦子が揃って顔を出す。姉妹はグアムへ一緒に旅行しようとキミを誘うのだった。
Published 11/12/24