【9割が泣く1分で感動する話…忘れていた想いと言葉が時計と共に動き出す…】
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☆★☆★☆★☆★☆★ 誰も住まなくなった実家の片付け中、父の書斎から懐かしい時計が出てきた。 あの頃の父の言葉を思い出す。 「この時計は、ずっと使い続けないと止まってしまうんだ。私がいないときは、お前が動かしてあげるんだよ」 「分かった!パパがいないときは、僕が動かすね!」 それからは言いつけ通り、父がいない時は俺が時計を動かしていたのに…。 いつの日からか、時計のことも父の言いつけも忘れてしまっていたようだ。 「さすがに、動いてないか」 懐かしそうにホコリを払い、興味本位で振ってみる。 弱々しいが、時計から鼓動を感じた気がした。 まるで父から、もう一度時計を動かしてほしいとお願いされているようだ。 「もう忘れないよ、父さん」 この時計と一緒に時を刻もう、そう誓ったのだった。 ☆★☆★☆★☆★☆★ あなたの心を動かしたい。 感動オリジナルストーリーをお届けします! あたたかいコメントやいいね♡ フォローが制作の励みになります(^_^) あなたが聴いてくれるからこの物語があります。 本当にありがとうございます! YouTubeはこちら(映像付き)⇩ https://youtube.com/@kurumiraion0303?si=FtMEAh8-TqUJjHgv TikTokはこちら(映像付き)⇩ https://www.tiktok.com/@kandouraion?is_from_webapp=1&sender_device=pc 当チャンネルの作品は契約・法律によって保護されています。 当チャンネルの許可の無い2次利用や複製・転載等の無断使用については固く禁じます。 #感動する話 #スカッと感動 #朗読 #ライオンも泣く感動するストーリー #映画  #AI   #毎日配信 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/67151b5c5f7e8bea6c01b4c3
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☆★☆★☆★☆★☆★ 母の死から半年後、遺品整理中に1通の手紙が見つかった。 その中身は、便箋3枚にも及ぶ私への懺悔。 母は若くして私を産み、父親が誰かも教えてくれない。 そして、多忙を理由に、私の全てを祖母に委ねていた。 なんて薄情な母親なんだ。 ずっと恨めしく思っていたが、そんな私の気持ちは母に見透かされていた。 それでも言い訳しなかったのは、私を不安にさせたくなかったから。 「最後まで自分勝手でごめんね」 不治の病を隠し、反対する父と別れてまで、私を産むことを選んだ母。 私を遠ざけていたのは、入退院を繰り返していたから。 重すぎる告白に、胸がギシギシと悲鳴をあげ...
Published 11/27/24
☆★☆★☆★☆★☆★ 俺は母さんが作るカレーライスが嫌いだ ジャガイモは大きいし、昭和感丸出しの甘ったるい味付けも好みじゃない 子供の頃は辛いものが苦手だったが、俺はもうおっさんだ 母さんの中ではその頃のまま時が止まっているのだろう 今はスパイスを効かせた本格的なインドカレーが好物だが、母さんは帰省のたびに甘いカレーを作る だが、仕事で大失敗をした日、無性に母さんのカレーが食べたくなった 今から行こうか いや、もう電車がない 仕方なく自宅へ帰ると懐かしい香りがしてくる なんと嫁が母さんのカレーを作っていたのだ 「お義母さんにレシピを教えてもらったの」 俺の心情など知らない嫁が、...
Published 11/26/24