【トマス・アクィナス1】おもしろ逸話で学ぶトマス・アクィナスの人生!スコラ哲学の完成者は史上最強の「ポジティブシンキングの持ち主」だった!#51
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トマス・アクィナス編の第1話です。 中世哲学シリーズだけではトマス・アクィナスについて語り足りない!トマスのことが好きすぎるしながわの熱意が収まらず、トマス・アクィナス編がスタートします(笑) キリスト教の聖人、スコラ哲学の完成者、『神学大全』という大著の著者ということで、「理性と信仰」に生きた真面目な神学者というイメージの強いトマスですが、彼の思想をよく見ていくと、そこにはとてつもなくポジティブで楽天的な世界観が横たわっています。 「肯定の哲学」とも呼べるトマスの意外な一面を、彼の生涯もたどりながら紹介していきます! ※誤りの訂正※ 動画13:00頃に、今回参考にさせていただいた書籍の著者の先生について、お名前を間違えて紹介してしてしまっていました。正しくは「山本芳久(よしひさ)」先生です。申し訳ございません。 【目次】 0:00 トマス・アクィナスが好きすぎるしながわ 4:45 アウグスティヌスは「赤い炎」、トマスは「青い炎」 11:54 トマスは「史上最強の楽天家」?  16:17 激動の13世紀ヨーロッパ!権力闘争の嵐の中を生きた神学者トマス 19:30 修道院の伝統を色濃く残す地で、名家に生まれた  23:27 時代に翻弄されたトマスの兄弟姉妹 31:48 5歳で修道院に入り、「神とは何か」を問い始めた天才 36:21 大都会ナポリで、アリストテレス哲学と托鉢修道会に出会う! 42:27 両親に監禁されても信念を曲げないトマスは「女性の誘惑」とも闘った 【主な参考文献】 ◎おすすめ参考文献 『トマス・アクィナス 肯定の哲学』山本 芳久 https://amzn.asia/d/4Zq68jC 『世界は善に満ちている: トマス・アクィナス哲学講義』山本 芳久 https://amzn.asia/d/9lOh4kZ 『トマス・アクィナス――理性と神秘』 (岩波新書) 山本 芳久  https://amzn.asia/d/3YvxnI4 『トマス・アクィナス』 (講談社学術文庫)  稲垣 良典 https://amzn.asia/d/dI7wW9F ◎その他の主要な参考文献 『聖トマス・アクィナス』 (ちくま学芸文庫) G.K.チェスタトン https://amzn.asia/d/1uH1eSR ​​『トマス・アクィナス「神学大全」』 (講談社学術文庫) 稲垣 良典  https://amzn.asia/d/af8j4y1 『哲学の歴史〈第3巻〉神との対話―中世』 https://amzn.asia/d/fsNXwJC 『アウグスティヌスとトマス・アクィナス』 エティエンヌ・ジルソン, フィロテウス・ベーナー https://amzn.asia/d/5njmmu0 【X(旧Twitter)】 ・日本一たのしい哲学ラジオ https://x.com/tanotetsu 感想などを「#たのてつ」でツイートしてもらえると泣いて喜びます! ・しながわ https://x.com/kosuke_shina ・タッシー https://x.com/tasshi_drummer                                【おたよりお待ちしています!】 ご意見や誤りの指摘、二人への質問や要望は、コメント欄か下記「おたより箱」からいただけますと幸いです。 ▼おたより箱 https://forms.gle/Rv7YPGDb9LobiTMd8 ※哲学の専門家でも研究者でもない二人ですので、誤解や知識不足によって間違ったことを言ってしまうこともあると思います。その際は優しくご指摘いただけるとうれしいです。 【プロフィール】 ■タッシー 高知県高知市出身。2006年~2018年までAqua Timezのドラマーとして活動。 バンド解散のタイミングで、1度きりの人生なんだから全く違った形で社会に関わってみたいとの思いから、友人の
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デカルト編の第12話です。 晩年に入ったデカルトが始めたのは、以外にも王女様との文通や、女王様への家庭教師でした(笑)  生まれながらの社交性で人脈をどんどん広げていく一方で、10代の頃に志した「哲学の木」という学問の一大プロジェクトは、『情念論』の刊行をもって完成したといえます。 しかしそのわずか3ヶ月後、デカルトは異国の地スウェーデンで息を引き取ります。 彼が最後に考えていたことはなんだったのか?デカルトの最期から目(耳)が離せません! 【目次】 0:00 物理学の発展を一気に復習!〜アリストテレスからニュートンまで〜 9:21 地球環境の破壊はデカルトのせい?デカルト...
Published 11/22/24
デカルト編の第11話です。 これまでは「我とはなにか?」「神は存在するのか?」といった形而上学的なテーマの話がほとんどでしたが、今回から雰囲気がガラッと変わります。 実はデカルトは、科学者としてガリレオ・ガリレイやニュートンにも劣らない功績をあげています。 慣性の法則をはじめとする古典物理学の基本となる概念について、デカルトはどのような貢献をしたのか? これまでとは一味ちがう「科学者デカルト」の思想にフォーカスしていきます! 【目次】 0:00 47歳のデカルトが始めたのは「王女との文通」?!  6:45 「自然は機械だ!」デカルトの自然観が科学革命をおしすすめた 14:...
Published 11/15/24