【トマス・アクィナス4】「感情って11個あんねん!」ではじまる「ポジティブな哲学」へようこそ。ロジックを極めた哲学者が語る「人間の感情論」が鋭すぎる!#54
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トマス・アクィナス編の第4話です。 今回から本格的に、トマスの「ポジティブな哲学」の中身に入っていきます。 取り上げるのは、『神学大全』における人間の「感情論」。 トマスは人間の感情を「愛と憎しみ」「欲望と忌避」「喜びと悲しみ」「希望と絶望」「怖れと大胆」「怒り」の11個に分け、解説していきます。 しかし、その冷静かつ理性的な説明をたどっていくと、不思議なことに驚くほどポジティブで愛にあふれる世界観が見えてきます。 このシリーズの真骨頂であるトマス特有の「ロジカルなポジティブシンキング」が幕を開けます! ※動画にある図表は、『トマス・アクィナス 肯定の哲学』(山本芳久)を参考にして作成させていただきました。 【目次】 0:00 「分けること」は「分かること」!トマスの考える「善」の3つの意味  7:01 「人間の感情って11個あんねん!」(アンミカ風) 12:15 欲望に関する感情:愛と憎しみ、欲望と忌避、喜びと悲しみ 21:16 感情は「未来」と「現在」という時間軸で整理できる 24:15 苦しみや悲しみは、泣くことによって和らげられるか? 37:52 憎しみは愛から生まれるが、愛は憎しみから生まれるか? 【主な参考文献】 ◎おすすめ参考文献 『トマス・アクィナス 肯定の哲学』山本 芳久 https://amzn.asia/d/4Zq68jC 『世界は善に満ちている: トマス・アクィナス哲学講義』山本 芳久 https://amzn.asia/d/9lOh4kZ 『トマス・アクィナス――理性と神秘』 (岩波新書) 山本 芳久  https://amzn.asia/d/3YvxnI4 『トマス・アクィナス』 (講談社学術文庫)  稲垣 良典 https://amzn.asia/d/dI7wW9F ◎その他の主要な参考文献 『聖トマス・アクィナス』 (ちくま学芸文庫) G.K.チェスタトン https://amzn.asia/d/1uH1eSR ​​『トマス・アクィナス「神学大全」』 (講談社学術文庫) 稲垣 良典  https://amzn.asia/d/af8j4y1 『哲学の歴史〈第3巻〉神との対話―中世』 https://amzn.asia/d/fsNXwJC 『アウグスティヌスとトマス・アクィナス』 エティエンヌ・ジルソン, フィロテウス・ベーナー https://amzn.asia/d/5njmmu0 【X(旧Twitter)】 ・日本一たのしい哲学ラジオ https://x.com/tanotetsu 感想などを「#たのてつ」でツイートしてもらえると泣いて喜びます! ・しながわ https://x.com/kosuke_shina ・タッシー https://x.com/tasshi_drummer                                【おたよりお待ちしています!】 ご意見や誤りの指摘、二人への質問や要望は、コメント欄か下記「おたより箱」からいただけますと幸いです。 ▼おたより箱 https://forms.gle/Rv7YPGDb9LobiTMd8 ※哲学の専門家でも研究者でもない二人ですので、誤解や知識不足によって間違ったことを言ってしまうこともあると思います。その際は優しくご指摘いただけるとうれしいです。 【プロフィール】 ■タッシー 高知県高知市出身。2006年~2018年までAqua Timezのドラマーとして活動。 バンド解散のタイミングで、1度きりの人生なんだから全く違った形で社会に関わってみたいとの思いから、友人の紹介で(株)LiBに入社し、40歳で初めて会社員となり、しながわと出会う。年齢関係なく、アンラーニング・リスキリングは十分可能であることを証明するため日々奮闘中で、リベラルアーツにも少しずつ興味が出始めてきた哲学初心者。 ■しながわ 東京都昭島市
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Published 11/22/24
デカルト編の第11話です。 これまでは「我とはなにか?」「神は存在するのか?」といった形而上学的なテーマの話がほとんどでしたが、今回から雰囲気がガラッと変わります。 実はデカルトは、科学者としてガリレオ・ガリレイやニュートンにも劣らない功績をあげています。 慣性の法則をはじめとする古典物理学の基本となる概念について、デカルトはどのような貢献をしたのか? これまでとは一味ちがう「科学者デカルト」の思想にフォーカスしていきます! 【目次】 0:00 47歳のデカルトが始めたのは「王女との文通」?!  6:45 「自然は機械だ!」デカルトの自然観が科学革命をおしすすめた 14:...
Published 11/15/24