【トマス・アクィナス10】世界は善に満ちている。遂に明かされる善の本質と、トマス哲学が僕たちの人生に「役立っちゃう」理由とは? #60
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トマス・アクィナス編の最終話です。 最終話ではついに、「自己伝達性・自己拡散性」という善の本質について解説します。 この本質がわかると、第1話から話している「世界は善に満ちている」というトマス哲学の世界観の意味が、より深く理解できるようになります。 最後に、実際にしながわの人生においてトマス哲学がどう役に立っているか、子育ての身近な例を交えながら紹介していきます。 【目次】 0:00 これまで学んできたことの振り返り  4:18 「自己伝達性・自己拡散性」という善のすばらしき本質 11:29 ボクもキミも「善」の自己伝達! 23:10 家族に軟禁された時、トマスはすべての感情を味わった? 30:10 トマス哲学を学んでタッシーが思い出した名曲「青い空」 34:50 しながわが「世界は善に満ちている」と確信できた理由 39:46  しながわ実体験:子育てにも役立ってしまうトマス哲学 【主な参考文献】 ◎おすすめ参考文献 『トマス・アクィナス 肯定の哲学』山本 芳久 https://amzn.asia/d/4Zq68jC 『世界は善に満ちている: トマス・アクィナス哲学講義』山本 芳久 https://amzn.asia/d/9lOh4kZ 『トマス・アクィナス――理性と神秘』 (岩波新書) 山本 芳久  https://amzn.asia/d/3YvxnI4 『トマス・アクィナス』 (講談社学術文庫)  稲垣 良典 https://amzn.asia/d/dI7wW9F ◎その他の主要な参考文献 『聖トマス・アクィナス』 (ちくま学芸文庫) G.K.チェスタトン https://amzn.asia/d/1uH1eSR ​​『トマス・アクィナス「神学大全」』 (講談社学術文庫) 稲垣 良典  https://amzn.asia/d/af8j4y1 『哲学の歴史〈第3巻〉神との対話―中世』 https://amzn.asia/d/fsNXwJC 『アウグスティヌスとトマス・アクィナス』 エティエンヌ・ジルソン, フィロテウス・ベーナー https://amzn.asia/d/5njmmu0 【X(旧Twitter)】 ・日本一たのしい哲学ラジオ https://x.com/tanotetsu 感想などを「#たのてつ」でツイートしてもらえると泣いて喜びます! ・しながわ https://x.com/kosuke_shina ・タッシー https://x.com/tasshi_drummer                                【おたよりお待ちしています!】 ご意見や誤りの指摘、二人への質問や要望は、コメント欄か下記「おたより箱」からいただけますと幸いです。 ▼おたより箱 https://forms.gle/Rv7YPGDb9LobiTMd8 ※哲学の専門家でも研究者でもない二人ですので、誤解や知識不足によって間違ったことを言ってしまうこともあると思います。その際は優しくご指摘いただけるとうれしいです。 【プロフィール】 ■タッシー 高知県高知市出身。2006年~2018年までAqua Timezのドラマーとして活動。バンド解散のタイミングで、1度きりの人生なんだから全く違った形で社会に関わってみたいとの思いから、友人の紹介で(株)LiBに入社し、40歳で初めて会社員となり、しながわと出会う。年齢関係なく、アンラーニング・リスキリングは十分可能であることを証明するため日々奮闘中で、リベラルアーツにも少しずつ興味が出始めてきた哲学初心者。 ■しながわ 東京都昭島市出身。「哲学を勉強したいな〜」と思い、京都大学総合人間学部に進学。しかし大学で学ぶ哲学にはなかなか興味が持てず、法学部に転部。司法試験に合格し、大手法律事務所で弁護士として働く。『日本一やさしい法律の教科書』など、法律の入門書
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デカルト編の第12話です。 晩年に入ったデカルトが始めたのは、以外にも王女様との文通や、女王様への家庭教師でした(笑)  生まれながらの社交性で人脈をどんどん広げていく一方で、10代の頃に志した「哲学の木」という学問の一大プロジェクトは、『情念論』の刊行をもって完成したといえます。 しかしそのわずか3ヶ月後、デカルトは異国の地スウェーデンで息を引き取ります。 彼が最後に考えていたことはなんだったのか?デカルトの最期から目(耳)が離せません! 【目次】 0:00 物理学の発展を一気に復習!〜アリストテレスからニュートンまで〜 9:21 地球環境の破壊はデカルトのせい?デカルト...
Published 11/22/24
デカルト編の第11話です。 これまでは「我とはなにか?」「神は存在するのか?」といった形而上学的なテーマの話がほとんどでしたが、今回から雰囲気がガラッと変わります。 実はデカルトは、科学者としてガリレオ・ガリレイやニュートンにも劣らない功績をあげています。 慣性の法則をはじめとする古典物理学の基本となる概念について、デカルトはどのような貢献をしたのか? これまでとは一味ちがう「科学者デカルト」の思想にフォーカスしていきます! 【目次】 0:00 47歳のデカルトが始めたのは「王女との文通」?!  6:45 「自然は機械だ!」デカルトの自然観が科学革命をおしすすめた 14:...
Published 11/15/24