【デカルト2】デカルトは「スネ夫」と「出来杉君」のハイブリッド?!幸せな学生生活を送ったデカルトの唯一の悩みが、彼の「疑う心」に火をつけた #65
Listen now
Description
デカルト編の第2話です。 デカルトが生きた16世紀・17世紀のヨーロッパは、それまでの中世の世界観が少しずつ崩れ始め、新しい価値観や思想が生まれていった時代でした。 そんな時代に裕福な家庭に生まれたデカルトの学生時代はどんなものだったのか? 「さすがデカルト!」と叫びたくなるようなエピソードが満載です! 【目次】 0:00 1話目の布石多すぎ?!デカルトは「中世の大気圏」を突破できたのか?  6:57 時代背景:ルネサンス・宗教改革を経てヨーロッパは激動の時代へ・・・ 12:09 お作法なんて関係ない!17世紀の哲学者はみんな自由なフリースタイル! 18:30 貴族の家系に誕生。体は弱いが頭は良かった幼少期 24:47 進学校でのエリート教育!友達も多く世渡り上手なデカルトの少年時代 32:10 学校の勉強を疑いまくったデカルトが行き着いたのは数学だった 【X(旧Twitter)】 ・日本一たのしい哲学ラジオ https://x.com/tanotetsu 感想などを「#たのてつ」でツイートしてもらえると泣いて喜びます! ・しながわ https://x.com/kosuke_shina ・タッシー https://x.com/tasshi_drummer 【主な参考文献】 ◎おすすめ参考文献 『デカルト入門』 (ちくま新書)  小林 道夫 https://amzn.asia/d/2raa6KH 『デカルト入門講義』 (ちくま学芸文庫)   冨田 恭彦  https://amzn.asia/d/4hlCwtQ 『哲学者たちのワンダーランド 様相の十七世紀』上野 修  https://amzn.asia/d/100rdzB 『省察』 (ちくま学芸文庫)  ルネ・デカルト、山田 弘明 (翻訳) https://amzn.asia/d/6IYLesI 『方法序説』 (岩波文庫)  ルネ・デカルト、谷川 多佳子 (翻訳) https://amzn.asia/d/0Ml5aZy ◎その他の主要な参考文献 『デカルト哲学とその射程』 小林 道夫 https://amzn.asia/d/cqtvj8t 『デカルトの生涯 〈校訂完訳版〉』 アドリアン・バイエ他 https://amzn.asia/d/dNrPkyb 『人間デカルト』 アンリ・グイエ https://amzn.asia/d/fu3j0vF 『デカルトはそんなこと言ってない』 ドゥニ・カンブシュネルhttps://amzn.asia/d/gTwOx2i 『方法序説: ほか』(中公クラシックス)  ルネ・デカルト、野田 又夫 (翻訳) https://amzn.asia/d/860Ms9x 『デカルト形而上学の成立』 (講談社学術文庫)  村上 勝三  https://amzn.asia/d/dS9cof0                                【おたよりお待ちしています!】 ご意見や誤りの指摘、二人への質問や要望は、コメント欄か下記「おたより箱」からいただけますと幸いです。 ▼おたより箱 https://forms.gle/Rv7YPGDb9LobiTMd8 ※哲学の専門家でも研究者でもない二人ですので、誤解や知識不足によって間違ったことを言ってしまうこともあると思います。その際は優しくご指摘いただけるとうれしいです。 【プロフィール】 ■タッシー 高知県高知市出身。2006年~2018年までAqua Timezのドラマーとして活動。バンド解散のタイミングで、1度きりの人生なんだから全く違った形で社会に関わってみたいとの思いから、友人の紹介で(株)LiBに入社し、40歳で初めて会社員となり、しながわと出会う。年齢関係なく、アンラーニング・リスキリングは十分可能であることを証明するため日々奮闘中で、リベラルアーツにも少しずつ興味が出始めてきた哲学初心者。 ■しながわ 東京都昭島市出身。「哲学を勉強したいな〜」と思い、京都大学総合人間学部に進学。しかし大学で
More Episodes
デカルト編の第12話です。 晩年に入ったデカルトが始めたのは、以外にも王女様との文通や、女王様への家庭教師でした(笑)  生まれながらの社交性で人脈をどんどん広げていく一方で、10代の頃に志した「哲学の木」という学問の一大プロジェクトは、『情念論』の刊行をもって完成したといえます。 しかしそのわずか3ヶ月後、デカルトは異国の地スウェーデンで息を引き取ります。 彼が最後に考えていたことはなんだったのか?デカルトの最期から目(耳)が離せません! 【目次】 0:00 物理学の発展を一気に復習!〜アリストテレスからニュートンまで〜 9:21 地球環境の破壊はデカルトのせい?デカルト...
Published 11/22/24
デカルト編の第11話です。 これまでは「我とはなにか?」「神は存在するのか?」といった形而上学的なテーマの話がほとんどでしたが、今回から雰囲気がガラッと変わります。 実はデカルトは、科学者としてガリレオ・ガリレイやニュートンにも劣らない功績をあげています。 慣性の法則をはじめとする古典物理学の基本となる概念について、デカルトはどのような貢献をしたのか? これまでとは一味ちがう「科学者デカルト」の思想にフォーカスしていきます! 【目次】 0:00 47歳のデカルトが始めたのは「王女との文通」?!  6:45 「自然は機械だ!」デカルトの自然観が科学革命をおしすすめた 14:...
Published 11/15/24