【デカルト13】東洋哲学と西洋哲学という「2つの引出し」が人生を豊かにしてくれる!「心」を突き詰めたデカルトが教えてくれる勇気の哲学 #76
Description
デカルト編の第13話(最終話)です。
このシリーズのはじめに提起した「デカルトは中世の人か、近代の人か」という問いにタッシーが答えますが、その答えは意外なものでした。
そして、デカルトの人生と哲学を知ることで、私たち日本人には、幸いにも東洋哲学と西洋哲学という「2つの引出し」が与えられていることに気付かされます。
「2つの引出し」を持つとはどんな意味なのか?それによって手に入る勇気と豊かさとは何か?ぜひお聴きください!
【目次】
0:00 デカルトが後世に与えた影響が大きすぎる件
7:52 デカルトは中世の人?近代の人?タッシーが出した答えは⋯?!
12:32 「心」ってあるの?デカルトの心身二元論は「現代の普遍論争」?
21:29 デカルトが最も大切にした「日常生活における道徳」
28:34 タッシーが感銘を受けたデカルトの生き様
34:19 東洋哲学と西洋哲学という「2つの引出し」を持とう
▼X(Twitter)はこちら
・日本一たのしい哲学ラジオ
https://x.com/tanotetsu
感想などを「#たのてつ」でツイートしてもらえると泣いて喜びます!
・しながわ
https://x.com/kosuke_shina
・タッシー
https://x.com/tasshi_drummer
▼しながわのnote
https://note.com/kosuke_shinagawa/
【主な参考文献】
◎おすすめ参考文献
『デカルト入門』 (ちくま新書) 小林 道夫
https://amzn.asia/d/2raa6KH
『デカルト入門講義』 (ちくま学芸文庫) 冨田 恭彦
https://amzn.asia/d/4hlCwtQ
『哲学者たちのワンダーランド 様相の十七世紀』上野 修
https://amzn.asia/d/100rdzB
『省察』 (ちくま学芸文庫) ルネ・デカルト、山田 弘明 (翻訳)
https://amzn.asia/d/6IYLesI
『方法序説』 (岩波文庫) ルネ・デカルト、谷川 多佳子 (翻訳)
https://amzn.asia/d/0Ml5aZy
◎その他の主要な参考文献
『デカルト哲学とその射程』 小林 道夫
https://amzn.asia/d/cqtvj8t
『デカルトの生涯 〈校訂完訳版〉』 アドリアン・バイエ他
https://amzn.asia/d/dNrPkyb
『人間デカルト』 アンリ・グイエ
https://amzn.asia/d/fu3j0vF
『デカルトはそんなこと言ってない』 ドゥニ・カンブシュネルhttps://amzn.asia/d/gTwOx2i
『方法序説: ほか』(中公クラシックス) ルネ・デカルト、野田 又夫 (翻訳)
https://amzn.asia/d/860Ms9x
『デカルト形而上学の成立』 (講談社学術文庫) 村上 勝三
https://amzn.asia/d/dS9cof0
【おたよりお待ちしています!】
ご意見や誤りの指摘、二人への質問や要望は、コメント欄か下記「おたより箱」からいただけますと幸いです。
▼おたより箱
https://forms.gle/Rv7YPGDb9LobiTMd8
※哲学の専門家でも研究者でもない二人ですので、誤解や知識不足によって間違ったことを言ってしまうこともあると思います。その際は優しくご指摘いただけるとうれしいです。
【プロフィール】
■タッシー
高知県高知市出身。2006年~2018年までAqua Timezのドラマーとして活動。
バンド解散のタイミングで、1度きりの人生なんだから全く違った形で社会に関わってみたいとの思いから、友人の紹介で(株)LiBに入社し、40歳で初めて会社員となり、しながわと出会う。年齢関係なく、アンラーニング・リスキリングは十分可能であることを証明するため日々奮闘中で、リベラルアーツにも少しずつ興味が出始めてきた哲学初心者。
■しながわ
東京都昭島市出身。「哲
デカルト編の第12話です。
晩年に入ったデカルトが始めたのは、以外にも王女様との文通や、女王様への家庭教師でした(笑)
生まれながらの社交性で人脈をどんどん広げていく一方で、10代の頃に志した「哲学の木」という学問の一大プロジェクトは、『情念論』の刊行をもって完成したといえます。
しかしそのわずか3ヶ月後、デカルトは異国の地スウェーデンで息を引き取ります。
彼が最後に考えていたことはなんだったのか?デカルトの最期から目(耳)が離せません!
【目次】
0:00 物理学の発展を一気に復習!〜アリストテレスからニュートンまで〜
9:21 地球環境の破壊はデカルトのせい?デカルト...
Published 11/22/24
デカルト編の第11話です。
これまでは「我とはなにか?」「神は存在するのか?」といった形而上学的なテーマの話がほとんどでしたが、今回から雰囲気がガラッと変わります。
実はデカルトは、科学者としてガリレオ・ガリレイやニュートンにも劣らない功績をあげています。
慣性の法則をはじめとする古典物理学の基本となる概念について、デカルトはどのような貢献をしたのか?
これまでとは一味ちがう「科学者デカルト」の思想にフォーカスしていきます!
【目次】
0:00 47歳のデカルトが始めたのは「王女との文通」?!
6:45 「自然は機械だ!」デカルトの自然観が科学革命をおしすすめた
14:...
Published 11/15/24