#63 「子どもがかわいそう」という言葉でお気持ちを押し付けてくる人
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「子どもがかわいそう」という、とても失礼な言葉で、無責任に人や物事を批判したり、反対したりしてくる人っていますよね… そんな失礼な言葉は真剣に受け取らなくていいと思いつつ、でも実際に子どもを育てている人にとっては、無視できない、場合によっては深く傷つく言葉だということが容易に想像できます。 同時に、「子どもががわいそう」という言葉の裏には、常に、「(俺・私がよしとする)伝統的な家族像や男女の役割に合っていないものは、子どもがかわいそう(=俺・私が気に食わない)」という思いが見え隠れします。 今回はこの点について、いろいろと話しました。 近況報告は、途上国勤務あるある(?)の、停電等で冷凍庫の中のものすべてだめになる悲劇について。 シスターフッドPODCASTでは、お便りを絶賛募集中です。感想やご意見、話してほしいトピックや、あるいは日々のお悩みのご相談でも、ぜひお気軽にお寄せください。   ■ お便りフォーム: ⁠https://forms.gle/5EKVTW6mXVjK1JUH9 ■ メールアドレス: [email protected] ■ Xアカウント: @sisterhood_pc⁠⁠ ⁠https://x.com/sisterhood_pc⁠    また、Xで感想をポストする際は、ハッシュタグ「シスターフッドPODCAST」、シスターフッドはカタカナ、PODCASTはアルファベットでハッシュタグをつけていただけるとさらに嬉しいです!
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Published 11/09/24
自らが女性でありながら、オタクの立場として、萌え絵論争でフェミニストと対立した経験のあるリスナーさんからのお便りをきっかけに、オタクと萌え絵とフェミニストに関する話を語り合いました。 女性を性的に消費する萌え絵については、それが表現される場に問題がある時と、そもそもその表現自体に問題があるという点の二つに分けられ、その中でも表現自体が現実的でない場合と、その表現がジェンダー不平等を助長するものである場合等、様々な場面に細分化されるということを掘り下げました。 そしてこの問題は、「表現の自由」の侵害だという言説でフェミニストが叩かれがちですが、そもそもフェミニストだって表現の自由は守り...
Published 10/26/24
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Published 10/19/24