映画が変える世界の見方 | シャルミーン・オベイド=チノイ
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映画には、自分や自分の文化の見方を変える力があります。ドキュメンタリー映画作家でTEDフェローのシャルミーン・オベイド=チノイは、パキスタンの風習である「名誉殺人(家族が名誉を守るために、婚前交渉や同性愛等の恥と思われる行為を行った者を自ら殺害する風習)」にカメラを向け、映画の力で女性に対する暴力と戦っています。この心揺さぶるトークでは、自らの撮ったアカデミー賞受賞映画を上映する移動式の映画館と旅に出て、パキスタン全土にある小さな町や村を巡り、上映を重ねながら、女性、男性、社会の関係をいかに変えてきたかが語られています。
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「私の最初の映画は消えた町の話でした」とドキュメンタリー制作者のジョン・パジェットは言います。この映画をきっかけに、じわじわと衰退をたどりながらも、崩壊の時期からカムバックを果たしたアメリカの市町村に彼は生涯、魅了されてきました。象徴的な66号線の閉鎖から、山あり谷ありの歴史を持つニューヨーク州バッファロー市まで、パジェットは「市民の物語」を分かち合い、地方を活性化させる力を明らかにします。
Published 03/23/23
Published 03/23/23
TEDフェローのジャワド・シャリフは生まれながらに備わった反骨精神をドキュメンタリー映画に生かし、パキスタンの声なき声を聞かせてくれます。3人の市井の英雄たち(高峰登山家、いにしえの楽器を使う民族音楽家、パキスタン初のトランスジェンダーの医師)の話から、ドキュメンタリーが創造と抵抗の場にもなりうることを示します。
Published 02/06/23