No.39 JR207系 京橋〜宝塚
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JR207系 京橋〜宝塚.mp3 JR東西線、宝塚線の区間で録音しました。JR東西線は地下で京橋から尼崎を結ぶ。 〜JR207系について〜 JRの通勤形電車としては標準的な、片側4箇所に客用ドアを設けた20m車体で、構体の材質は1988年に阪和線用として投入された205系1000番台に続いてビード加工軽量オールステンレス構体で前頭部の前面は普通鋼製、側面および屋根面は FRP 製となっている。在来の通勤形電車が車体幅2,800mmだったのに対し、本系列は定員増を狙った近郊形電車に見られるような2,950mmのワイドボディが国鉄・JRで初めて採用された点が特徴。 妻面には、妻壁外面に設置された消火器を車内に取り込む経路として、また非常時の換気用の開口面積を確保する目的で大型の一枚下降窓が備わっている。このため、車両間同士を繋ぐ客用貫通路が中央からJR神戸線走行時で北寄りにオフセット設置されており、左右非対称になっている。また、妻面壁の上部に通気孔が設けられている。 転落防止幌は2002年の2000番台の1次製造分から装備されており、2006年より1000番台のS18編成を除いた全編成に設置された。 種別・行き先表示器 種別・行先表示器は221系で採用した方式と同じ回転幕式と発光ダイオード (LED) 式との併用。回転幕は列車の種別・線区、LED は行き先を表示している。 主要機器 JR西日本初のVVVF制御装置搭載形式。製造期間が約10年の長期にわたっているため、製造時期により、例えばVVVFインバータの制御素子はゲートターンオフサイリスタ (GTO) 、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ (IGBT) などの差異がある。 パンタグラフは下枠交差式の WPS27 形をクモハ207形およびモハ207形1両あたり2基搭載する。JR東西線以外では第1パンタグラフのみを上げて走行し、尼崎駅と京橋駅で第2パンタグラフの昇降を行っている。 駆動装置は国鉄・JRを通して在来線電車としては初のWNドライブが採用された。 屋根上機器は221系を踏襲した集約分散式冷房装置2基を全車に搭載している。 運転設備 運転台のマスコンは1989年の221系の設計を受け継いだ横軸ツインレバー型。力行ノッチ6段、常用ブレーキ8段は、後継の321系と共にJR西日本の電車として最大である。2000番台と体質改善車をのぞき、圧力計などの各計器類はデジタル表示となっている。運転台右横に設置された液晶モニタ装置では、車両の様々な状態を一度に監視したり、空調等の各設定を行うことが可能で、運転・車掌業務をサポートしている。
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Published 01/05/19
Published 01/05/19