#019 今週の暦(6/24-30) &長田弘「ねむりのもりのはなし」
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自らと繋がり、大いなる自然や宇宙との繋がりを感じて、のびのびと、ユニークな私を生きていく。 6月24日から30日の「今週の暦」、そして、詩人、長田弘さんの詩「ねむりのもりのはなし」をお届けします。 【自然や宇宙との繋がりを感じる「今週の暦」】 6月24日(月)から30日(日)/ 旧暦、皐月十九日から廿五日 先週21日(金)から、二十四節気は「夏至」 26日(水)七十二候「夏至」次候、「菖蒲華(あやめはなさく)」。「菖蒲」と書いて、「アヤメ」と読むこの時期、アヤメ科の花々が順番に美しい花を咲かせます。アヤメ科の花々は、いずれもその紫色が鮮やか。特に、雨に濡れた葉や茎の緑色と花の紫色は一層鮮やかになり、見る者を魅了します。 雨の季節には、青や紫の花が特に多く見られます。雨音を聴きながら、花々を眺めていると、心が穏やかになり、内側に静寂が訪れるのを感じる。青の光は、副交感神経を刺激して、心身をリラックスさせてくれるそう。 29日(土)は下弦の月。夏至の翌日、22日(金)に迎えた満月は、7月6日の新月に向けて徐々に欠けていく時期。 【今週の旬】 旬の景色は、「青の風景」。まだ稲穂が出るには至らない頃、青々とした稲がどこまでも続く青い稲田、青田の風景。青田に風が吹けば、「青田風」。風の通り道にそって揺れ動くは「青田波」。時折吹く強い風は、「青嵐」。 もうひとつ、「夏越の祓」。茅の輪をくぐって、一年の前半の厄を祓い、身を清めて、後半の無病息災を祈ります。 …すこしのモヤつきを抱えながら。 旬の食卓は、茗荷にカンパチ 【今週のレメディ】 自分自身との内なる深い繋がりを、そして、自然や宇宙との大いなる繋がりを感じるヒントをお届け。 今週は詩人、長田弘の「ねむりのもりのはなし」をお届けします。 【参考】 「くらしを楽しむ七十二候」広田千悦子 株式会社アース・スター エンターテイメント 2013 「和暦日々是好日」LUNAWORKS(主宰・高月美樹)2024 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠国立天文台暦計算室⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 「日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―」白井 明大・有賀 一広 東邦出版 2012 「長田弘全詩集」長田弘 みすず書房  2015 「空の名前」高橋健司 光琳社出版 1999 「七十二候/菖蒲華」 高月美樹 暦生活 2023 「一初 (いちはつ)」季節の花 300
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自らと繋がり、大いなる自然や宇宙との繋がりを感じて、のびのびと、ユニークな私を生きていく。 9月23日から29日の「今週の暦」として、七十二候「蟄虫坏戸」から広がる古代からの自然観と、現代への繋がりについてお話しします。「つながるレメディ」では、詩人・石原弦さんの詩集「石」から「分水嶺」をお届けします。 
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Published 09/24/24
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Published 09/17/24