ブックカタリスト
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今回のテーマは「積ん読の効能」。『積ん読の本』で語られていたことを眺めながら、本を積むこと、本棚に本を並べることについて考えます。 積ん読とは何か? 「積ん読」は、なんとなく意味がつかめる言葉ではありますが、本を読む生活を送っている人の感覚からすれば、「読むつもりはあるが、まだ読めていない」状態をさすことが多いようです。 辞書などのようにそもそも読了するような目的を持たない本が読み切られていなくても、それは──感覚として──積ん読とは呼ばないわけです。 言い換えれば、読もうと思って買ってはいるが、その思いがまだ達成されていないわけで、そこに罪悪感が発生する余地があるわけですが、その点を気...
Published 11/19/24
面白かった本について語るPoadcast、ブックカタリスト。 今回は、プリズナー・トレーニングについて語りました。 ブックカタリストの配信回数も3桁に到達し、気分的には「ブックカタリスト2.0」というところ。 そのスタートに(個人的にはとてもふさわしいと思っている)本を運良くいいタイミングで紹介することが出来たな、と感じています。 ブックカタリストでこれまで紹介してきた本は大半が「真面目な本」だったんですが、ブックカタリストのテーマは「面白かった本について語るPoadcast」であり、それがマジメっぽい本であるとか、むずかしそうな本、賢そうな本であると言うこととはなんの関係性もないのです...
Published 11/05/24
記念すべき第百回は、いつもと趣向を変えて二人の読書の略歴を語ってみます。 二人が紹介した本は ……。 出てきた本をぜんぶ列挙しようとしたんですが、あまりに数が多くなったのであきらめました。 倉下は赤川次郎『三毛猫ホームズの推理』からスタートするミステリ系統を出発に、神坂一『スレイヤーズ!』から始まるライトノベル・SF・異世界転生もの系統、野口悠紀雄 『「超」勉強法』から始まるノウハウ・自己啓発系統、村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』から始まる文学・ハードボイルド系統が、青年期の読書を構成していました。 事前のメモではそれくらいでだいたいカバーできていると思ったのですが、大学時代はプログラミ...
Published 10/22/24