Description
シカゴ大学名誉教授でペプチドの新しい合成方法などで第一人者の山本尚ひさしさんに、破壊的イノベーションを起こす方法を教えて頂きました
曰く
1、本や書類は読んだら全て捨てる
"自分の頭の中に入ってる論理的なものの考え方っていうのは、最低限記憶に残るのはいいんですけども、それ以外は捨てた方がいいんですよね"
2、毎日1000文字の文章を書く
"新しい切り口が見つかった時だけ書くんですけど、とにかく一つは見つけなきゃダメだと"
3、考える時はぼーっとする
"ノーベル賞とった僕の友人は、みんなノーベル賞とった時は、実験したり勉強したり仕事したりしてる時じゃなかったんです。みんな別のことやってる"
ここから私は思いました
1、インプット
自分の中に残るものだけをインプット
2、アウトプット
毎日一つ自分にとって新しいことをアウトプットする
3、デフォルトモードネットワーク
いかにボーッとする時間を作るか
まず最初のお話から私にはめちゃくちゃ耳の痛いお話を頂きました。なんと読んだ本や雑誌は1ヶ月で全て捨てているとのことに衝撃を頂きました。
私の場合、後でまたチェックしたくなったり、名著は遺しておきたくなるのですが、違うんです。でもこれは、頭の中への新たなインプットを増やす方法としては、最適なことなのかなと思いました
私も実は一つの本の中で、心に残るフレーズだけを、このyoutubeで話したりして、そこだけ残ればいいと思っています。全ての本の内容を覚えておく必要もないし、それ以外は結局読まなかったりする方がめちゃくちゃ多いよなあと改めて思いました
そして、毎日1000文字の文章を書く、ということについては、私はこれは、毎日アウトプットする、ということかと思いました
これはまさに私も毎日Youtubeをやってる理由にもつながるのですが、自分の言葉で書いたり話したりすることで、つまりアウトプットすることで、感じたことや読んだことが、そこでやっと自分事化する、というように感じます
でも、山本先生が言われているように、アウトプットするためには、自分自身の中で、面白いと思わないと、不思議なことに全く筆が進まないので
毎日必ず自分として、面白い、新しい、と思えることを探したり考えたりして、初めてアウトプットできて、さらにアウトプットすることによって、よりそれがシェイブアップしていくというのは、私自身も感じていることでした
そして、最後に、ボーッとする、ということでしたが、これは私が何回かご紹介している苧坂直之先生のデフォルトモードネットワークのことに近いなあと思いました
つまり、仕事以外のお風呂や散歩などの時に、実は脳はものすごく活動をしていて、これまでのアイディアや考えを、結びつけようとしてくる、それがひらめきの素になっている、ということは、まさにその通りなんだなあと、改めて認識しました
ということで、まとめると、なんと、破壊的イノベーションの3つの鍵は
捨てること=インプット、書くこと=アウトプット、ボーッとすること=デフォルトモードネットワーク、ということでした
捨てる、書く、ぼーっとするノベーション
そんな話をしています
参考:NHK ニュー試 ノーベル賞とれる!?破壊的イノベーション