Description
生物学者の福岡伸一さんの、自らの夢の方向性を掴んだ瞬間の話に心震えました
曰く
"ある時、新種の虫を発見したと思ったことがあるんですよ
一体どうしたら調べられるかなと思って、図鑑に名前が載っていた上野の国立科学博物館にもってたんです
そしたらですね、専門の先生がいるから聞いて見ましょうって、バックヤードに連れてってもらったんです
はいったら、そこに先生がいてですね、その虫をみてくれて、「これはカメムシっていう虫の幼生なので、もうすぐほっといたらカメムシになります」っていうことで
新種を発見する夢は潰えたんですが、その時、私は別の発見をしたんです。つまり虫を研究して生活している研究者というモノいるということを発見したんですね。"
ここから私は思いました
1、パッションに従って行動する
2、セレンディピティに出会う
3、それを拾うかどうかは自分次第
ドリトル先生は、小さい頃本当に好きで、動物とお話ができるようになりたいなあってずっと思ってました。今回、この特殊めちゃくちゃ楽しみです!
また、今回の指南役に出られた福岡伸一先生も、大好きで、何冊も本を読ませていただいてますし、このYoutubeでもご紹介してると思います。
今回特に、刺さりましたのは、福岡先生がまさに今の道に進むきっかけになった時のお話でした。
ひとつ思ったのは、やはり、パッションの爆発の成せる技だなということ。僕も小さい時昆虫図鑑を四冊くらいもって草木を走り回ってましたが、博物館に新種を持っていくまではやりませんでした
それだけ、福岡先生のパッションは抑えられないほどに炸裂していたのだろうなあと、まずは思いました
そして、博物館の方も素敵で、バックヤードに連れて行ってくれるという粋な計らい、さらには、そこにおられた権威ある先生が、子供の持ってきた虫を真面目にみてくれてる、こんな奇跡的な偶然があるでしょうか?というくらいの、これはセレンディピティだなあと思いました
それは、きっと福岡先生の溢れるパッションのなせる技なのかもしれないなと思いつつ、セレンディピティを拾う人はきっと、こういう打席にたくさん立つからこそ、出会う確率は同じでも、出会う量が多くなるのだろうなあと、そんなことも思いました
さらには、カメムシだったとわかった時点で、普通ならば、残念賞!で終わるところを、福岡先生は、全く違うところを見ていて、生物を研究して生きていけるんだ!と言う大発見に出会えたと言うことです。
これは、ニーチェの解釈論の通り、ああダメだった、で終わるのではなく、全く違う出会いに気づいて、それが自らの人生を変えるきっかけにもなる大きな気づきだったということに、めちゃくちゃ感動しました
たくさんのいろんな出会いがあるんだけれども、そこに、何を見出すのか、何を見出そうとするのかは、その人次第、その人の解釈次第なのだと、改めて教えて頂いた気がします
セレンディピティを増やす秘密としては、数を増やせるか?解釈を増やせるか?にかかってるなあと、思いました
と言うことで、今回は福岡伸一先生の夢を掴むセレンディピティの瞬間を教えて頂き、そんな風に生きていけたらなと思わせて頂きました
言