「ずっけー」ノベーション(1129回)
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元NHKで「プロフェッショナル仕事の流儀」のアプリを開発された小国士朗(おぐにしろう)さんの言葉に震えました "「すっげー」よりも、「ずっけー」を目指す。 ここで言う「ずっけー」をもう少し嚙み砕くと、企業や個人が持つ、誰にも真似できない「コアコンピタンス(核となる能力)」をうまく使いましょう、ということを意味しています。" ここから私は思いました 1、持つものの戦い方 2、批判を変わすユーモア 3、1人勝ちではない大義 このお話は大企業のような歴史と得意分野を勝ち得てきた大きな組織が、イノベーションにどのように向き合うのか?ということの大切な鍵を教えてくれてるなあと、心が震えました つまり、コアコンピタンスに、アイディアを掛け合わせる、ということをすることによって、ベンチャー起業にはない、またはベンチャー起業が追いついてこれないイノベーションを展開できるということかと思いました とかく、大きな組織は、動きが遅かったり、小さな案件は潰されちゃったりで、イノベーションのジレンマが起きて、破壊的ベンチャーに駆逐されがち、という話もありますが この「ずっけー」を、生み出せるかどうか?そこがイノベーションの雌雄を分ける大きなポイントになるなと思いました しかしながら、この「ずっけー」は、とかく批判にさらされると思います。そこで大事になるのは、一つはユーモアかなと思いました。 これは、大阪大学の松村先生の仕掛け学にも似た、やられた感だったり、くすりと笑わせてくれる、ユーモアがあることで、みんなが幸せになる感が大切かと思いました またさらには、それは、私がいつも言っている、イノベーション3つのフレームの、パッション、仲間、大義における、最後の大義を持つことで うちなるパッションから、仲間と共に作り上げてきたもので、自分たちだけではなくみんなが喜んでくれる、そういう、Winner takes allの反対の世界を作ることになれば、みんなが応援してくれる そんな「ずっけー」ノベーションになる そんなことを教えて頂いた気がしました そんな話をしています^ ^ 参考:本: 笑える革命 ~笑えない「社会課題」の見え方が、ぐるりと変わるプロジェクト全解説~  著者 小国士朗  発行日 2022年3月23日 発行 株式会社 光文社 動画で見たい方はこちら https://youtu.be/9iw5d7oIjfU
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生物学者の福岡伸一さんの、自らの夢の方向性を掴んだ瞬間の話に心震えました 曰く "ある時、新種の虫を発見したと思ったことがあるんですよ 一体どうしたら調べられるかなと思って、図鑑に名前が載っていた上野の国立科学博物館にもってたんです そしたらですね、専門の先生がいるから聞いて見ましょうって、バックヤードに連れてってもらったんです はいったら、そこに先生がいてですね、その虫をみてくれて、「これはカメムシっていう虫の幼生なので、もうすぐほっといたらカメムシになります」っていうことで 新種を発見する夢は潰えたんですが、その時、私は別の発見をしたんです。...
Published 10/08/24
サンリオの名誉会長の辻󠄀さんのパッションと理念に痺れました "ハローキティには口が描かれていません。見る人が自由に表情を想像することで、嬉しい時にも悲しい時にも寄り添ってくれると言います。" "最後に苺の王様はそっと教えてくれました。 キティちゃんに口が描かれていない理由はもう一つ 友情や平和への想いは、行動で示すことが大切なんだって" ここから私は思いました 1、課題の分離 2、行動にしか真実はない 3、可愛いという共通基盤 サンリオのキティちゃんが、なぜこんなに世界的に人気があるのかの秘密がわかった気がしました。何よりも辻会長の、戦時中を思い...
Published 10/07/24