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津田真吾さんと津嶋辰郎さんの社会課題の捉え方に共感しました
曰く
"社会課題から事業を考える際にありがちな思い込みが、「顧客の意欲や意志力を前提」にすることである。
人はおおむね自分の健康を気にかけ、地球環境のことも気にかけている。だが、常にそのように行動することは難しい。
つまり、長いあいだ人類が解決しようとしてきた問題であり、世界中で多くの試みがなされているにもかかわらず優れた解決策を生み出せていない、難易度の高い問題なのだ。
したがって、より細かい課題にブレークダウンして解決できるよう原因を分析していくアプローチが重要だ。"
ここから私は思いました
1、社会課題は否定されない
→アジェンダシェイパーが必要
2、wihy not yetな問いをたてる
→3シンキング
3、仕掛け学
→欲求と社会課題をずらす
ビジネス創発活動をしてる中で、社会課題を解決したい素敵なパッションを持たれる方にたくさん出会います。
しかしながら、いいところまで行くのですが、そこからなかなかビジネス化へ進めない壁にプチ当たることがあり、本社のお話はその原因を端的に表してるなあと、激しく共感しました
社会課題の難しさは、誰にも否定されないところにあるなあとつくづく思いました。誰もが解決しなければならないと思っているのですが、どうしても目の前の短期的な課題を解決することに稼働を取られてしまう
ヒアリング先の当事者は課題だと強く言ってくれるのですが、その課題を解決する策を考えても、今一つ進まない、そんなことを沢山見てきた気がします
これを突破するには、一つはwhy not yetの問いを立てることが大切だと思いました。ずっと前からある課題なのに、なぜ今でも解決してないのか?
そのためには、王道ですが3シンキングとして、ロジック、ラテラル、クリティカル、を徹底的に繰り返し深掘りし現場100回から立ち向かう方法があると思います
そしてもう一つは、大阪大学の松村先生の仕掛け学を考えてみるということもあるかと思います。仕掛け学は、個人の欲求と、社会課題を、ずらして解決へ向かう、方法なので、これまで解決できていない違う方法を編み出せる可能性があるかと思いました
日本は課題先進国とよく言われますが、それはその通りなのですが、その時ほぐす方法の先進国でもありたいと、常日頃思います
そのためには、
社会課題は否定されないから難しい
ことを意識して、その際に有効な解決の方法としてwhy not yetからの3シンキング、さらには、欲望と社会課題を掛け合わせる仕掛け学など、
社会課題解決メソッド先進国ノベーション
になれたらなあと思いました
そんな話をしています
参考:本: イノベーションのための超・直感力 著者:津田真吾、津嶋辰郎 初版発行:2024年6月21日 発行所:株式会社ハーパーコリンズ・ジャパン
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/jvkNbwUeUec