Description
"あるアイデアを思いつく人が1万人いたとします。しかし、そのうちのほとんどの人は思いついても、それを真剣に事業モデルにしようとはしません。
むしろアイデアは盗まれるものと割り切って積極的に開陳し、事業協力者を増やしていくほうがゴールへの近道だったりもします。
事業化へのあくなき情熱が盗人に勝てないようであるのならば、そのアイデアは最初から成功しないものか、自分だけの力量では成就しえないものだったとあきらめるしかないのです。"
ここから私は思いました
1、面白いアイディアには必ず壁がある
→壁を乗り越えるのが勝負の分かれ目
2、誰もが反対するものこそアイディアの種
→見えてるビジョンが違う
3、オープンイノベーション
→オープンとクローズのパランス
これは、普段私も知らず知らずのうちに、いいアイデアが生まれた時は、ステレスにしてたりするので、なかなかに見につまされるお話しでした
ベンチャー企業の皆様が、なぜ成功したのかという問いに、諦めなかったから、という話はいつもしていますが、それはつまり、何度も壁にぶち当たったということだと思います
つまり、どんなにいいアイディアとわかっても、それを実現することが、壁を越えることが、とても大変だといことなので
アイディアだけあったとしても、壁を越えられる仲間を見つけて越えた人が勝ってしまうのであれば、オープンにして、仲間を増やした方がいい、というのはとてもリーズナブルな話なのだなあと改めて思いました
また、逆にみんなに反対されるアイディアというのもありますが、これは、誰から見ても高い壁があるよねーという、常識を覆さないと実現できないアイディアなのですが
これがまた、逆にイノベーションに近いアイディアであることも、よくあると思います。この場合は、最初のケースよりも、より高い壁が顕在化してるということなので
それこそ、どんどんオープンにして、否定され続けても、ファストフェイルの気持ちで、それこそ、イノベーションだと進んでいく、ということになるかと思います
そして、実はこのアイディアオープン問題は、オープンイノベーションを推進してる担当の時代に、とても悩んだ問題でもあります
その時は、事業部にできるだけオープンにして、具体的にペインを明らかにして、自分たちのやりたいことも明らかにして、募集をかけましょー、と言っても、事業部側からすると、虎の子のサービスだったりすると思うので、とても難しい局面を多々経験しました
その時に思ったのは、コアとしてここだけは出しちゃダメ、というところと、オープンにして具体的に集めよう、というバランスをとっていきましょう、ということでした
でも基本的には、アイディアの段階であれば、まだ知財を取れることでもなのであれば、できるだけオープンにして、仲間を増やして、一気にビジネス化へのスピードを加速する方を選びましょう、というスタンスでやっていました
イノベーション3つのフレームの通り、パッションが熱くても、応援してくれるイケてる仲間がいるかどつか、ここがポイントになると、そして大義を目指す、というやり方をしてたのを思い出しました
ということで、イノベーションでも、オープ