"もうけやら、どげんでんよか"ノベーション(1168回)
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NHK朝ドラの"おむすび"で、おじいさんが孫の結に語った言葉に、考えさせられました。 曰く "もうけやら、どげんでんよか 雨ん日も風ん日も、みんなが精魂込めて育てた野菜やけん、一円でんよか だれかにこうてもらえたら、立派な商品として報われる" "形が悪かろうが、見かけが酷かろうが、この世にクズなんてものはなか" ここから私は思いました 1、自分で価値を創る喜び 2、いろんな価値があっていい 3、全世界一世帯あたり一法人化 遂に朝ドラ新シリーズ開始して、すでにめちゃくちゃハマり始めている私ですが、農家のおじいちゃんが形の悪い野菜を道端で売りに行った際に、孫の結さんが、なぜほとんど儲けなくても売るの?との言葉に対した、おじいさんの一言が秀逸でした 一つは、自らが何かを創る喜びというものは、儲けに換算されるものではないということを思いました。もちろん、食べるために野菜を作ってるので、儲からないと生きていけないのですが 一方で、丹精込めて自らが作り上げたモノは、少しくらい形が違っても、まちがいなく美味しい、そんな価値あるものを作った自負は、お金があろうがなかろうが、それで誰かが喜んでくれれば、何よりも嬉しい、そんな気持ちが芽生えるよなあと、共感しました そしてもう一つは、そこで生まれる価値は、いろんな形の価値があっていい、ということを教えて頂いた気がします。 人がある意味命をかけて丹精込めて作り上げたモノには、さまざまな価値が乗っかっていて、一つの見方からはあるものしか価値がないように見えますが、実は、違う見方からはたくさんの違った価値があるように見える そんな価値がたくさん詰まってるということも、自分が作り上げたものが、例え、どこかに受け入れられなかったとしても、諦める必要はないのである、ということを言っていただいてる気がして、とても勇気をいただきました 今回は、農家における形の違うお野菜の話でしたが、これからは、このおじいさんと同じように、誰もが価値を創れる時代になればいいなあと思います それは、別に高く売って儲けることだけが目的ではなく、誰かに喜んでもらえる、まずはそんな顔を見る事が目的な、そんな事がみんなができるようになったらいいなあと それが万が一、とてもみんなに好評で、たくさんの人たちを助けることに繋がったら、きっと大きなビジネスになっていくかもしれない でもそれは、その後のお楽しみで良くて、少しでも始まられることを、誰もがやってみる世界、それが、私が思っている、全世界一世帯あたり一法人化、みたいな箱になって、よりやりやすくなれば 誰もが価値を提供できる時代、そして、誰かの価値を受け取れる時代、そんなふうになったら素敵だなあと、思ってしまいました "もうけやら、どげんでんよか"ノベーション そんな話をしています 参考:NHK 連続テレビ小説 おむすび 2024/10/2 https://www.nhk.jp/p/omusubi/ts/NJ1W7VQ6W9/ 動画で観たい方はこちら https://youtu.be/OvkhwWf_8Vk
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Published 10/08/24
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Published 10/07/24