完成よりも完璧を目指すのはアリ? 漫画制作ではどちらを重視すると本当の成果につながるのか #138
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漫画制作はよく「完璧を目指すより、完成させることが大切」と言われますが、作品に対する自分自身のやる気や熱意だって大切です。完璧と完成、成果につながるのは一体どちらなのか……? 最終的な正解はやはり本人次第となってしまいますが、ネームまで完成させながらペン入れが完了しないのは、自分の中でもどこか微妙に思っているところがあるからではないでしょうか。 最後まで完成させることで学べることも多い一方、微妙に思っているからこそ制作が進まない状況になってしまっているのであれば、次へ次へと進むほうが、結果として「量」の担保につながるはず……! そんなわけで、漫画制作において、特にまだ練習中・下積み中という人ほど、「量」を確保するためにあえて「完成」に執着しなくてもいいのでは?という説を本ラジオでは提唱します。 しかし、これには異論・反論が当然あると思いますので、「そんなことないのでは?」という皆さま、ぜひご意見をお願いします!
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漫画のコマ割りは、大きく2種類に分類されます。1つが、読者に興味・関心を持たせるコマ。そしてもう1つが、読者の発見・理解・解放をもたらすコマです。 読者感情としては、「どなるんだ?」という期待と、「こうなるんだ」という納得や意外性。緊張と緩和、フリとオチとも言い換えられますが、これらのコツさえ掴めば、どんなストーリーでもこの繰り返しで読み進めさせることができるはず。 バランスとしては、フリが2か3に対して、オチが1、ぐらいでしょうか。フリが続きすぎると引っ張りすぎの印象になりますし、1対1では早すぎることに。 今回は漫画の構造を理解するうえで大切な2種類の組み合わせを身につけるため...
Published 11/22/24
画力を向上させるための日々の練習に励んでいる人は多くいますが、気になるのが「回数」や「時間」ありきでの取り組みとなっていて、「満足いくまで仕上げる」ことを優先していないのではないかという点。 習慣化を信仰するあまり、ゴールに辿り着くことを放棄していては、「できた!」という感覚を自分で掴むことができません。たしかに最初は時間がかかるかもしれませんが、まずはできるまでやってみる。そして、できるようになるまでの時間を減らすことを目指す。それが正しい順番ではないでしょうか。 筋トレなどのように習慣化そのものを目的とするのではなく、上手くできたという感覚を体に染み込ませることが、反復練習の本来...
Published 11/20/24