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アメリカ連邦議会上院は今月、約50兆円規模の気候変動対策を含むインフレ削減法案を可決した。可決に至るまでの争点や、この法案の良い点、悪い点などを、アメリカから帰国したばかりの明日香壽川先生に伺った。
ゲスト:明日香壽川(環境経済・政策学者)
*アメリカで新たに制定された法案はどんなもの?
*どうして気候変動政策はスムーズに決まらない?
*今回の法案の欠点とは?
*トヨタが気候変動対策を遅らせてるって本当?
*世界中で注目される未来世代法って一体何?
■明日香壽川 東北大学東北アジア研究センター教授、東北大学環境科学研究科環境科学政策論教授(兼任)。博士(学術)。東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了。主な著書・論文に、2021年に「レポート2030:グリーン・リカバリーと2050年カーボン・ニュートラルを実現する2030年までのロードマップ」(未来のためのエネルギー転換グループ、https://green-recovery-japan.org/)、同じく2021年に『グリーン・ニューディールー世界を動かすがバニング・アジェンダ』(岩波新書)。他に、『脱「原発・温暖化」の経済学』(中央経済、2018年、共著)、『地球温暖化:ほぼすべての質問に答えます!』(岩波ブックレット、2009年)など。
■小野 りりあん 気候活動家/モデル。89年八戸生まれ札幌育ち。Spiral Club、Green TEA ~Team Environmental Activistsを共同設立。COP25マドリードへ飛行機に乗らずして目指す旅の実践から、Instagramにて気候変動情報&アクションを発信。気候危機対策を求める平和的ハンガーストライキを含むアクションを2021年4月に友人eriと実践。Instagram:@_lillianono_ @green.tea.official
番組SNS Instagram:@emeraldpractices Twitter:@emeraldpractice