この授業では、「建築設計」と、それを内包する「環境デザイン」を理解する上で、最初に必要となる基礎的な視点を項目別に論じる。私たちをとりまく環境はいかにデザインされるべきなのか/されているのか、実例を挙げながら検証してゆく。本講義を通じて履修者には、身の回りの環境を「設計によって規定する」ことの意味について、より意識的になってもらいたいと思っている。これからSFCで建築やランドスケープを学んでいこうという学生にとって、建築設計、環境デザインを知るための入門編となるような授業を目指している。参考図書は2つです、これは提出レポートと関係するので事前に読んでおくこと。・「旅。建築の歩き方」、槻橋修編、彰国社、2006年・「北京論―10の都市文化案内」、松原弘典著、リミックスポイント、2008年