連帯経済 グローバル資本主義への草の根からの対抗運動
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ネオリベラリズムのオルタナティブといわれている「連帯経済」の概念を歴史的かつ経済学的に整理したのち、メキシコ・チアパス州とブラジルの事例を考察する。課題文献:山本純一(2006)「連帯経済―人間中心の経済の再生をめざして」『月刊オルタ』2006年2月号――――(2005)「連帯経済の構築と共同体の構造転換―メキシコ最貧困州チアパスの経験から」内橋克人・佐野誠編『ラテン・アメリカは警告する―「構造改革」日本の末来』新評論――――(2004)『メキシコから世界が見える』集英社新書――――(2005)「もうひとつの世界は可能か――第5回連帯経済ワークショップに参加して」『山本純一の視点』2005年11月14日号、http://web.sfc.keio.ac.jp/~llamame/参考文献:西川潤・生活経済政策研究所編(2007)『連帯経済―グローバリゼーションへの対案』明石書店
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本科目の総括として、標記テーマ(サブタイトルを自由に設定)についてグループごとにプレゼンテーションを行ない、質疑応答・ディスカッションをする。また、期末レポートの中から、優秀なものを数件選び、プレゼンテーションを行う。課題文献:内橋克人(2005)「日本「構造改革」論の虚実―ラテン・アメリカを既視感として」佐野誠(2005)「「失われた10年」を超えて―ラテン・アメリカの教訓」※いずれも内橋克人・佐野誠編(2005)『ラテン・アメリカは警告する―「構造改革」日本の末来』新評論に所収
Published 07/08/09
担当者は、2006年から1年半にわたり、JICA(国際協力機構)草の根技術協力事業(支援型)のプロジェクトマネージャーとして、メキシコ・チアパス州のコーヒー生産者協同組合「マヤビニック」を支援してきた。そこで本プロジェクトの目的・概要・経過を説明した後、自立支援がいかに困難な課題であるかを事例に即して紹介、議論する。また、現在、プロジェクトは第2フェーズに入ろうとしている。現段階での、今後の展望も示す。課題文献:「山本純一の視点」のうち、JICA草の根技術協力に関するブログ(http://web.sfc.keio.ac.jp/~llamame/index.html)
Published 06/24/09
第4回、第5回の授業に対する質疑応答とディスカッションを行う。受講生はあらかじめ下記の課題文献を熟読しておくこと。課題文献:鶴見和子(1996)第1章「内発的発展論にむけて」第2章「内発的発展論の系譜」第3章「内発的発展論の原型―費孝通と柳田国男の比較」第4章「内発的発展論と模式論」『内発的発展論の展開』筑摩書房石田浩(1995)「書評『内発的発展と外向型発展―現代中国における交錯』」『アジア経済』1995年12月号李玲(1998)「郷鎮企業の発展に関する研究―中国政府の政策的対応との関連で」『アジア・アフリカ研究』1998年第4号Vol.38, No.4,...
Published 05/20/09