Description
柳田国男と南方熊楠の思想に大きく影響を受けた、鶴見和子の「内発的発展論」の意義とそれに対する批判、そして開発主義からの脱却をめざす「サブシステンス論」やヘレナ・ノーバーグ・ホッジの議論を紹介する。参考文献:鶴見和子(1996)『内発的発展論の展開』筑摩書房――――(1999)『コレクション鶴見和子曼荼羅IX 環の巻 内発的発展論によるパラダイム転換』藤原書店郭洋春ほか(2005)『環境平和学―サブシステンスの危機にどう立ち向かうか』法律文化社岡本三夫・横山正樹編(1999)『平和学の現在』法律文化社郭洋春ほか(2004)『脱「開発」へのサブシステンス論―環境を平和学する! 2』法律文化社ビデオ『回生 鶴見和子の遺言 全2巻』藤原書店H・ノーバーグ・ホッジ(2003)『ラダック 懐かしい未来』(『懐かしい未来』翻訳委員会訳)山と渓谷社