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今回は第七十一番札所、剣五山・弥谷寺です。奈良時代の僧侶、行基が創建したという歴史のあるお寺です。
山深い場所にあり、500段以上の石段があるという、四国でも有数の難所と言われる弥谷寺。一同、息を弾ませながらのお参りです。
今回の凸凹同行記は・・・
握り拳を胸の前で重ねている金剛拳菩薩を見て、「殴りかかられそう!」と喧嘩腰のごんた。仏さまの手には物を持ったり、いろいろな形をしています。たけやんが、全てそれぞれ意味があるのだと教えてくれます。
Published 03/20/10
今回は第七十番札所、七宝山・本山寺、本尊は馬頭観音菩薩です。
“讃岐らしい”平野部に位置する札所です。
前回、前々回と同じ『七宝山』という山号には、何かつながりがありそうですが。。。
またまた長宗我部元親が関係した逸話があるようです。
今回の凸凹同行記は・・・
今回は、長宗我部元親が本山寺を焼き払おうとした時の逸話から。
お寺を守ろうと、お寺の住職が立ちはだかります。それでも住職を斬ってしまった元親が見たのは!?
Published 03/06/10
前回第六十八番札所と同じ敷地内にある、第六十九番札所、七宝山・観音寺です。
明治政府による神仏分離令により移転を余儀なくされ、現在に至るのですが、今回は、『本地垂迹(ほんじすいじゃく)』について分かりやすく解説しています。
今回の凸凹同行記は・・・
一つの境内に、お札所が二つあることに混乱している様子のごんた。
本堂の縁に座っている『びんづるさん(びんづる尊)』に目が留まりました。びんづるさんとは何者!?
Published 02/20/10
今回のお参りは第六十八番札所、七宝山・神恵院です。
こちら神恵院は、次の札所『第六十九番、七宝山観音寺』と山門が同じという、珍しい札所です。明治時代の廃仏毀釈が関係しているようですが。。。
今回の凸凹同行記は・・・
今回はたけやん、ごんたはお休み。
日証というお坊さんが、穏やかな瀬戸内海で修行をしていると、琴を弾く老人が乗った舟が近づいてきました。
七宝山神恵院が開かれた由来にまつわる伝説です。
Published 02/06/10
今回のお参りは第六十七番札所、小松尾山・大興寺です。
不動光院という院号から、ご本尊は不動様かと思いがちですが、ご本尊は薬師如来様です。
山門には香川県の有形文化財に指定された、身の丈3mはあろうかという
立派な仁王像。その迫力に、ため息の出る3人です。
今回の凸凹同行記は・・・
山門の立派な仁王像に、感嘆の声をあげるごんた。
鎌倉期の運慶作である事を説明する、博識のたけやん。
ただ、頭部だけが江戸時代に作り替えられたものらしいのですが、それが 『八百屋お七』に関連があるそうです・・・
Published 01/23/10
今回のお参りは第六十六番札所、巨鼇山・雲辺寺です。ついに『涅槃の道場・讃岐の国』に入りました。
「雲の辺り」という名の通り標高916mに位置する雲辺寺、駐車場からロープウェーで登ります。観光名所としても有名です。高い所が苦手なこうゆうさんは口数が少ないようです!?
今回の凸凹同行記は・・・
今回はたけやん、ごんたはお休み。
昔、与成という猟師が観音様に願をかけていました。「猟がうまくなりますように」との願いは叶えられたのですが。。。
てくてくインタビュー 「ひとへんろ。」
宮城県からお参りに来られている男性にインタビュー。
Published 01/02/10
今回のお参りは第六十五番札所、由霊山・三角寺。 こちらで『伊予の国・菩提の道場』も打ち修めです。
山号の『由霊山』とは、霊木に囲まれた深山幽谷の地、という意味。『三角』の由来は空海さまがこちらで『三角護摩』を修されたという故事に因んでいるそうです。
今回の凸凹同行記は・・・
三角寺という、変わった名前の札所にやって来た、ごんたとたけやん。
昔から周りの人に「変わっている」と言われ続けてきたごんただそうですが。。。
てくてくインタビュー 「ひとへんろ。」
神戸からいらした歩き遍路の男性にインタビュー。
Published 12/19/09
今回のお参りは第六十四番札所、石鎚山・前神寺です。
こちらは真言宗石鎚派の総本山で、ご本尊は阿弥陀如来さまです。
立派なお大師堂の正面の山道を奥へ奥へ上がっていくと、本堂が見えてきます。
今回の凸凹同行記は・・・
「神様の前にお寺があるのか、お寺の前に神様がおられるのか?」と、前神寺の「前神」の意味を考えている様子のごんた。
仏教における前、後ろについてたけやんが教えてくれます。
Published 12/05/09
今回のお参りは第六十三番札所、密教山・吉祥寺です。
境内は広く、張り巡らされた結界の様に川が流れているこちらのお寺。
開基は空海さまで、御本尊は、四国霊場唯一の毘沙門天さま。威圧感のある立像の毘沙門天さまは別名『多聞天』とも言い、米裕さんのお寺の御本尊でもあります。
今回の凸凹同行記は・・・
「毘沙門さんて誰や?」・・・と、いきなりごんたの質問。
どうやら、吉祥寺さんの御本尊が、『如来』でも『菩薩』でもない事が気になったようですが。。。
Published 11/21/09
今回のお参りは第六十二番札所、天養山・宝寿寺です。
街中にあり、こじんまりしていて、なんとも落ち着くこちらの宝寿寺。通りから近く裏には線路があるため、色々な音の中で気持ちを集中してお参りする心の準備が必要です。
今回の凸凹同行記は・・・
宝寿寺には、四国八十八か所霊場で最古の道しるべがあったそうです。
道しるべと聞くとたけやんは『高野山の町石道』を思い出すとのこと。道しるべにも深い教えがあるようです。
てくてくインタビュー 「ひとへんろ。」
四国八十八ヶ所参りが11回目というご夫婦にインタビュー。
Published 11/07/09
今回のお参りは第六十一番札所、栴檀山・香園寺です。
鉄筋コンクリート製の合理的でモダンな造りは、コンサートでも開かれそうな建築物です。
こちらはなんと 聖徳太子さまが建立されたという、とても歴史のあるお寺です。
今回の凸凹同行記は・・・
『子安大師像』という小さな子供を抱いているお大師様の像を見て、「お年寄りが拝んではいけないみたいや」と納得いかない様子のごんた。たけやんが理由を教えてくれます。
Published 10/17/09
今回のお参りは第六十番札所、石鎚山・横峰寺です。
こちらのお寺は駐車場から約400mの細い山道を下らなければなりません。
さすが「山岳修行の聖地」といわれる札所、息を切らしながら下る3人です。
今回の凸凹同行記は・・・
なにやら熱心に、花占いをしているごんた。 聞けば、昨夜夢に見た女性に恋してしまった、との事。
しかし物知りのたけやんから、ごんたが手にしている花の花言葉を聞いて。。。!
Published 10/03/09
今回のお参りは第五十九番札所、金光山・国分寺です。
天平時代の741年建立という、 非常に歴史のあるこちらのお寺は、山の上にあり街が一望できる場所に位置しています。
伊予の国の「国分寺」です。御詠歌には先人の遊び心が。。。
今回の凸凹同行記は・・・
3つ目の「国分寺」に来て、国分寺も残り1ヶ所と知り、何やらセンチメンタルになるごんた。
さてこの辺りには「巳正月(みしょうがつ)」という風習が残っているそうです。「巳正月」とは?
てくてくインタビュー 「ひとへんろ。」
門前のタオル店「極楽館」のご主人にお話を聞きました。
Published 09/19/09
今回のお参りは第五十八番札所、作礼山・仙遊寺です。
山上の道場独特の凛とした空気の漂うお寺です。
御本尊は千手観音。神が山に上っては、一刀三礼で、千手観音像を彫り上げたという伝説が元になっています。
今回の凸凹同行記は・・・
今回はごんた、たけやんはお休み。
仙遊寺で厄年の祈祷をしてもらったというツルマツと漁師のヨヘイ、そして嫌われ者の五郎兵衛のお話です。
Published 09/05/09
今回のお参りは第五十七番札所、府頭山・栄福寺です。
こちらも前回の金輪山泰山寺と同じく山門がありません。そして元は、山号でもある府頭山の上に位置していましたが、明治の廃仏毀釈で神社と切り離される形で、現在の位置に移されたそうです。
今回の凸凹同行記は・・・
ごんたが『長寿お守り手拭い』に書いてある事に目をとめました。
「米寿の人の品を持つと、幸せに長生き出来る」そうで、この手拭いは、 八十八歳の方が書いたものだとの事ですが。。。
Published 08/15/09
今回の第五十六番札所 金輪山泰山寺は、珍しく「山門がないお寺」として有名なお寺です。
要塞、またはお城を思わせるような、立派な石垣に囲まれています。
昔は川の氾濫に、しばしば苦しめられた土地であったようです。
今回の凸凹同行記は・・・
「500円で納経してきた」と満足気なごんた。
納経をしていただくという本当の意味について、たけやんが教えてくれます。
てくてくインタビュー 「ひとへんろ。」
お土産物屋さんの看板娘にインタビュー。
Published 08/01/09
今回は五十五番札所、別宮山南光坊です。
車の往来も多い街中にある南光坊。
周囲には他教団の道場や神社も多く、『一体どこまでが南光坊なのか]という不思議な立地の札所です。
今回の凸凹同行記は・・・
今回はオナオ・オサオ・オソデという3匹のいたずら好きの狸のお話です。
Published 07/21/09
今回は五十四番札所、近見山延命寺です。
こちらのお寺は街中から近い、ゆったりとした丘の上にあり、鶏の鳴き声やれんげ畑に囲まれたのどかな風景が広がります。
延命寺の院号は現在「宝鐘院」ですが、以前はご本尊に因んだ「不動院」だったそうです。延命寺は「つり鐘」がキーワードのようです。
今回の凸凹同行記は・・・
今回は江戸時代に農民を救った庄屋、越智孫兵衛さんのお話です。
Published 07/04/09
今回は五十三番札所、須賀山円明寺です。
こちらは街中にあり、庶民のお寺として地域の方々から親しまれているお寺です。
円明寺には仁王門のほかに中門があります。『門』の呼び方、作り、役割は、違いがあるのでしょうか?
今回の凸凹同行記は・・・
外国の方から、仏教徒でもクリスマスを祝う日本人の信仰心について質問されて、困り果てるごんた。
そこでたけやんにバトンタッチ。さてどう答えたのでしょう?
てくてくインタビュー 「ひとへんろ。」
高知から団体で来られた男性にインタビュー。
Published 06/20/09
今回は五十二番札所、瀧雲山太山寺です。
こちらはお山全体が一つのご本尊様という感じで、本堂と納経所が離れた位置にあります。余裕のある方は遠い方の駐車場から、ゆっくりと森林浴と散策を楽しみながら歩いて上られると良いでしょう。
今回の凸凹同行記は・・・
今回はたけやん、ごんたはお休み。
ロミ蔵とおジュリさんの許されぬ恋のお話です。
Published 06/06/09
賑やかな街中にある第五十一番札所、熊野山石手寺です。
道後温泉が近くにあるため、参道には露店が並び、観光客が多く栄えています。
石手寺の名前の由来は「衛門三郎伝説」からきているようです。
今回の凸凹同行記は・・・
宝物館にまつられている「衛門三郎の玉の石」に興味を持ったごんた。
四国遍路の始まりとして広く知られている「衛門三郎伝説」とは?
Published 05/16/09
第五十番札所、東山繁多寺です。「五十番」という区切りの札所に、3人の心も奮い立ちます。
こちらは市街が一望できる、景色の素晴らしいお寺です。
地元の方には『畑寺』と呼ばれているそうですが、『繁多寺』『畑寺』の名前の由来は?
今回の凸凹同行記は・・・
今回はたけやん、ごんたはお休み。
繁多寺にある『聖人塚』に伝えられる覚了住職のお話です。
Published 05/02/09
第四十九番札所、西林山浄土寺です。まず、立派な仁王さまのお顔がはっきりと拝める山門に圧倒されます。
そして境内に入ると、米裕さんが思わず「私好み」とつぶやいた、低い屋根の本堂や寺院建築物の風景が広がっています。
今回の凸凹同行記は・・・
ただいま伊予の国「菩提の道場」の最中。
ごんたが突然「悟ってもうた!」と、珍しい発言が!
浄土寺のお大師堂に煩雑に貼られている千社札を見て、なにやら感じたようです。
Published 04/18/09
第四十八番札所、清滝山西林寺です。山号にある「滝」こそありませんが、近くに川が流れ水に恵まれたお札所です。
中に住めるほどの、重厚で立派な山門が印象的です。
こちらの西林寺は珍しく本堂の裏手に扉があります。何故でしょう?
今回の凸凹同行記は・・・
今回はたけやん、ごんたコンビはお休み。
干ばつで作物が育たず、困り果てているトメ作とお婆さんの前に、倒れたお坊様が。。。
Published 04/05/09
第四十七番札所、熊野山八坂寺です。今回は第四十六番の浄瑠璃寺から、山や田んぼに囲まれた気持ちのよい道を歩いて移動しました。
八坂寺さんの名前の由来には、悲しいお話が伝えられています。
今回の凸凹同行記は・・・
火渡りの写真を見て「火あぶりの刑の写真や!」と震え上がるごんた。
伝統的な修行、採燈(さいとう)護摩についてたけやんが教えてくれます。
てくてくインタビュー 「ひとへんろ。」
滋賀から来られたご夫婦にインタビュー。
Published 03/21/09