「新・雑貨論Ⅱ」第6回・前編 ・園芸の人新世的転回
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バイヤーとして活躍する山田遊さんをホストに迎えてお送りするポッドキャスト番組「新・雑貨論」。第2シーズンでは、モノと人の関係性を、食、建築、衣服、道具、自然などの観点から考えていきます。 最終回となる第6回は、ランドスケープ・アーキテクトの石川初さんをお迎えして、「自然と生きる 庭や植物との暮らし」をテーマにお話を伺います。 路地に迫り出した植木鉢、昔の都営住宅に並んでいた一坪ずつの庭——。東京には、個人の緑が溢れている。それは都市計画とは別のレイヤーで存在している、街を下から変える一人一人の「園芸欲」である。ブライアン・イーノが「都市をガーデナーのように考えるべきだ」と言ったように、「都市も自然」という考え方が広がる今。 庭の「植木鉢生態系」も自然だと考えるとき、園芸の人新世的転回が始まる! ・建ぺい率と都市計画 ・新宿百人町と北青山の都営住宅 ・江戸期の庶民文化/戦後の団地文化 ・終わりではなく始まりをデザインする ・コントロールと自生性のバランス ・造園と園芸の乖離  etc... 【出演】 石川初(ランドスケープアーキテクト) 慶應義塾大学環境情報学部教授。博士(学術)。ランドスケープアーキテクト。京都府宇治市生まれ。東京農業大学農学部造園学科卒業。鹿島建設建築設計本部、株式会社ランドスケープデザイン設計部を経て2015年より現職。「思考としてのランドスケープ ―地上学への誘い」(LIXIL出版、2018年)にて日本造園学会賞受賞。ランドスケープの思考を様々なデザインに応用する研究・教育に携わっている。 http://hajimelab.net/wp 【聞き手】 山田遊(バイヤー) 東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、国内外の店づくりを中心に、モノと関わりながら、様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。     若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター) 1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:山口宜大 音楽:岡田拓郎 ▼ 第1シーズン「新・雑貨論」はこちらから
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バイヤーとして活躍する山田遊さんをホストに迎えてお送りするポッドキャスト番組「新・雑貨論」。第2シーズンでは、モノと人の関係性を、食、建築、衣服、道具、自然などの観点から考えていきます。 ランドスケープアーキテクトの石川初さんをお迎えしてお送りしている第6回後編は、庭からアート、農地、聖書にまで話が広がります。 完成形を作るのではなく、環境にチューニングしていく庭づくりの方法「アダプティブ・ランドスケープ」。変化していく自然を扱うとき、何を完成品とするのか?コントロールできない「庭」は音楽や絵の創作にも通じている——。農家の人たちの自家用の畑を、「まかない農地」とネーミングした石川さん...
Published 04/08/22
バイヤーとして活躍する山田遊さんをホストに迎えてお送りするポッドキャスト番組「新・雑貨論」。第2シーズンでは、モノと人の関係性を、食、建築、衣服、道具、自然などの観点から考えていきます。 プロダクトデザイナーの鈴木元さんと、インテリアスタイリストの中田由美さんをお迎えしてお送りしている第5回の後編は、「道具と人の関係性」に深く深く潜っていきます。 モノ作り/モノ選びをするとき、使い手の感覚が憑依する——?...
Published 02/25/22