Description
ここ数年「短歌ブーム」が起きているけど、そもそも短歌ってどう読めばいいの?という人も多いはず。『サラダ記念日』で知られる俵万智の「ベスト歌集」にも携わったスケザネが、そのコツを教える。どう考えてもまじめな回になるはずが、予期せぬ珍解釈が連発し……
【目次】
0:00 突然好きな短歌を発表します
3:53 短歌って教養ですか?
5:59 短歌・歌集どれくらい読む?
7:43 短歌を楽しむための心構え
7:54 共感と驚異
14:04 省略を楽しむ
18:34 理解しようとしないこと
21:24 「サラダ記念日」の裏話
22:44 意味を考えなくてもいい
26:41 スケザネおすすめの歌集
【参考文献】
岡本真帆『水上バス浅草行き』ナナロク社、2022年
https://nanarokusha.shop/items/623289cebfe68b69ea51d5d1
上坂あゆ美『老人ホームで死ぬほどモテたい』書肆侃侃房、2022年
http://www.kankanbou.com/books/tanka/shinei/0506
水原紫苑『春日井建 (コレクション日本歌人選 73)』笠間書院、2019年
https://shop.kasamashoin.jp/bd/isbn/9784305709134/
田中登『紀貫之 (コレクション日本歌人選 5)』笠間書院、2011年
https://shop.kasamashoin.jp/bd/isbn/9784305706058/
俵万智、渡辺祐真『あとがきはまだ 俵万智選歌集』短歌研究社、2024年
https://tankakenkyu.shop-pro.jp/?pid=180159906
穂村弘『短歌という爆弾』小学館文庫、2013年
https://www.shogakukan.co.jp/books/09408869
『飯田龍太全句集』角川ソフィア文庫、2020年
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784044005993
俵万智『短歌をよむ』岩波新書、1993年
https://www.iwanami.co.jp/book/b268123.html
暮田真名『宇宙人のためのせんりゅう入門』左右社、2023年
https://sayusha.com/books/-/isbn9784865283969
紀野恵『遣唐使のものがたり』砂子屋書房、2022年
https://www.sunagoya.com/?pid=167118676
平岡直子『みじかい髪も長い髪も炎』本阿弥書店、2021年
https://www.honamisyoten.com/item/mizikaikamimonagaikamimohono/
小高賢『現代の歌人140』新書館、2009年
https://www.shinshokan.co.jp/book/b566788.html
小高賢『現代短歌の鑑賞101』新書館、1999年
https://www.shinshokan.co.jp/book/b566772.html
【番組について】
女優・著述家・作家の3人がそれぞれ持ち寄った「教養にしたいもの」を語り合いながら、万物を教養にしていく「教養増殖バラエティ」。
【齋藤明里プロフィール】 女優。1995年生まれ、東京都出身。2017年より劇団「柿喰う客」に所属。現在は登録者数10万人越えの読書系YouTubeチャンネル「ほんタメ」MC、書評、エッセイの執筆など、演劇以外にも活動の幅を広げている。
X(旧Twitter)・Instagram ・YouTube等→
https://lit.link/akarinomatome
【永田希プロフィール】 著述家・書評家。1979年、アメリカ合衆国コネチカット州生まれ。書評サイト「Book News」主宰。著書に『積読こそが完全な読書術である』、『書物と貨幣の五千年史』、『再読だけが創造的な読書術である』。
X(旧Twitter)→ https://twitter.com/nnnnnnnnnnn?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
【渡辺祐真(スケザネ)プロフィール】
作家、書評家。1992年生まれ。東京都出身。毎日新聞文芸時評担当(2022年4月~)、共同通信社見聞録担当(2024年2月〜)。TBSラジオ「こねくと」レギュラー(2023年4月~)。TBS
podcast「宮田愛萌と渡辺祐真のぶくぶくラジオ」パーソナリティ。著書に『物語のカギ』、編著に『あとがきはまだ 俵万智選歌集』『みんなで読む源氏物語』、共著に『吉田健一に