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「百は10の10倍」と辞書にあります。「もも」とも読みます。「百の説法も及ばぬ」 なんて言い方があるように「多くのもの。たくさんあること」などの意味もあります。ライオンを「百獣の王」と言います。「百獣」とは「たくさんの獣」の意味です。「議論百出」と言えば「数多くの意見が次々と出ること」。
「百に一つ」は「ごくまれなことの例え」です。「予想は百に一つも当たったためしがない」なんて具合に使います。「百も承知」といえば、「じゅうぶんわかっていること」、さらに強調する時は「百も承知、二百も合点」なんて、ことば遊びのように用います。
「色眼鏡」はいわゆる「サングラス」のように色つきの眼鏡のことですが、「先入観をもってものを見ること」という、ひゆとして使われることの方が多いと思います。
ところが「百色眼鏡」というと「万華鏡」のことなんです。「百薬の長」と言えばお酒を褒めた言い方です。百というのは、多くの積み重ねを言って、一つの節目でもあるんです。これからもことばの面白さを少しずつでも、積み重ねて行きたいと思います。これからも、どうぞ宜しくお願いいたします。
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