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序)主をほめたたえよ!(1 節)
・新しい年が。私たちの心に賛美が満ち、口から賛美があふれる日々になることは、神様の願い、私たちの願いである。
1)人間のスケールを越えた世界を治める神(2~5 節)
・古今東西、人間は太陽を神として拝むことが多くあった。神は太陽より大いなる方である。
・古代の人々は、空に浮かぶ雲や、星は、透明の天井に載せられていると想像した。世界が、水、風、火、大地の四元素で出来ていると考えた。その認識の正しさを聖書は評価するものではなく、すべてが、神様の支配の中にあることを歌う。
2)「大水」を一喝し、いのちの水を巡らせる神(6~13 節)
・「大水」とは世界を破壊してしまうほど強い、強すぎる水の力。
・「天の下の水は一つの所に集まれ。乾いた所が現れよ。(創世記 1 章 9 節)」との雷のような一声で、いのちの宿る安全な大地が出現した。
・満潮と干潮を繰り返す不思議に、世界を守る神の御手を見る。
3)食生活、住居、農業のリズムも創造の中に(14~23 節)
・人間の食文化は、神様が創造の中に隠された力を引き出す営み。
・レバノン杉は、イスラエル人にとって家を建てるための高級な材料である。様々な環境が、住処として用意されている。律法によると「汚れた動物」とされるコウノトリや岩だぬきにも神の配慮がある。
・月の満ち欠けと太陽の周期で、リズムと季節、農事暦が定まる。
・闇も、夜行生物のためにある。人間は、昼行性である。
4)地はあなたの「宝」で満ちている(24~30 節)
・世界は、神様の宝が隠された庭である。海には、レビヤタン(クジラ?ダイオウイカ?)の戯れがある。このすべての生き物をお創りになった神が「私の造り主」
・私の支配者は、この方であり、この方の「時」の中にすべてがある。
結)親しみやすくも大いなる神を賛美せよ(31~35 節)
・主を喜ぶことを止める時、私たちは罪に陥り、罪が放置されるなら、悪を行う者となる。
・すべての人が神に立ち返ることを祈る祈りは、賛美から始まる。