Description
序)へブル人への手紙について
・差出人も、受取人も不明
→差出人は、パウロや使徒たちから学んだ人だった。
→受取人は、当初の熱い信仰を失い、迷い始めていた。
・キリストがいかに偉大であったか、完全であったのかを旧約の登場人物と対比させて語る。
・倣うべきは、信仰者の型ではなく、信仰者が見ていた信仰。
1)変わらないキリストと変わった祭壇(8 節~11 節)
・食物規定は、食物ごとに変わるが、イエス・キリストはとこしえに変わらない。
・祭壇は、幕屋からイエス様へと変わっていた。
2)宿営の外と中(12 節~13 節)
・宿営の外で捧げものは焼かれたように、イエスも門の外で苦しみを受けた。
・宿営の中には、自分の安心できる環境や、自己防衛的な部分があるかもしれない。
・自分の罪や十字架を負って宿営の外へ行くことが、イエス様のみもとに近づくことである。
3)来るべき都(14 節)
・宿営の中がよくなっていて、神の都は完成するのではない。
→むしろ、宿営の外で十字架にかけられたイエス・キリストから神の都、神の国は始まっている。
・だからこの世界の都ではなく、来るべき都(神の国)を求めよう。
結)
・宿営の外へ出て行こう。イエス様と出会える場所、来るべき都がある。