Description
人材開発コンサルタントの山岸慎司さんに、キャリア形成に必要な考え方やポッドキャストを通じた情報発信の魅力について伺いました。山岸さんのポッドキャスト『2030年のキャリア戦略 ~人生100年時代を幸せに生き抜くために~』では、若い世代を中心に、仕事やキャリアに関する幅広いテーマをカバーしています。就職や転職の悩みを抱えるリスナーにとって、新しい気づきやキャリア戦略のヒントが詰まった内容です。
・キャリア形成の第一歩は「自分を知ること」
山岸さんは、大学生や社会人のキャリア支援、企業向け研修を通じて多くの若者と向き合っています。若者のキャリア相談では、まず「自分がどうなりたいのか」を考えることが重要だと語ります。山岸さんのキャリア支援では、ブラック企業や働き方に対する不安が多い今、若いうちにさまざまな業界を経験し、スキルを磨くことを勧めています。学生や若い社会人が一つの職場にこだわるよりも、成長機会を大切にすることがキャリア形成において有益であるといいます。
このアプローチは、経営者が自社の社員のキャリアを支援する際にも参考になります。従業員が自らの成長を重視し、自社でどのようなスキルを得られるかを明確にすることで、企業としても社員の長期的な成長を支援できるでしょう。
・ポッドキャストがもたらす成長と広がり
山岸さんは、ポッドキャストの配信を通じて得られた気づきについても語っています。番組では、インタビュアーの相本さんがリスナーの視点で質問を投げかけ、山岸さんが丁寧に回答する形式で進行します。多様なトピックを扱うため、リスナーが興味を持てるエピソードが必ず見つかるよう配慮されています。
ポッドキャスト配信を始めたことで、意外な人からの反響や、毎週数百人のリスナーが増え、ランキングの変化が見えることが大きな楽しみになっているといいます。また、発信することが、自身の知識のブラッシュアップにも繋がっており、大学での講義や企業研修にも良い影響を与えているそうです。「テーマによってアクセス数が異なり、自分の思いがけないテーマが人気になることもあり、リスナーのニーズに気づかされることがある」と話します。
・続けやすさと2次利用可能なサポート
山岸さんが感じる「こえラボ」のサポートの魅力は、気軽に始められることです。ITに詳しくなくても、今ある道具で始められる点や、手軽さがポッドキャストの魅力だといいます。さらに、ポッドキャストは一度録音したものをアーカイブとして活用できるため、ビジネスや個人ブランド構築にも効果があり、これが山岸さんの講義や研修での活用にも繋がっているとのことです。
また、他のマーケティングツールよりも費用対効果が高く、リスナーとの接点を増やしながら、自身の知名度向上にも貢献しているといいます。経営者が自身の考えを広く発信し続けることは、顧客やパートナーとの信頼構築に大いに役立ちます。音声メディアは、ブログや動画に比べて気軽に楽しく発信できるという利点も魅力です。
・キャリア戦略とポッドキャストで見える未来
山岸さんのポッドキャスト『2030年のキャリア戦略』は、キャリア形成やビジネススキルを学ぶ場であり、リスナーにとっても自身のキ