Episodes
渋谷ル・シネマで氷室冴子×ジブリの名作映画『海がきこえる』のリバイバル上映を一人で観た40代のおっさんは一人泣きながら明治通りを歩いて帰途に就くのでした。30年ぶりに観たその映画はもう二度と戻らない青春の日々と青春の本質を教えてくれたのです。全おっさんが泣いた感動の映画の解説をHISASHIが泣きながら行います。くっすん
Published 04/08/24
先週のSAYAKAの元カレ遭遇回に触発されたAMIが、最近自分の元カレがサークルの後輩と付き合い始めたことを知ったというエピソードを披露する回です……が話は思わぬ展開を見せ、社会人になってから結婚適齢期で出会うぽっと出の異性と結婚することが本当に正しいのかどうか、その偶然性に賭けていいのかどうかという話題でくだらない盛り上がりを見せています。
Published 04/05/24
本日から3回にわたってみんな大好き行動経済学のお話をします。マーケティングに役立つ行動経済学をちゃんと学びたい方は回れ右してお帰り下さい。これは「僕らが大好きなバイアス」をただただ紹介し、そのバイアスに対する愛を披露するという企画なのです。僕らはバイアスが大好きなんです。大好きなバイアスを紹介したいんです。みんなにも好きになってもらいたいんです。本日はHISASHIの回。推しのこ……行動経済学!
Published 04/02/24
入社おめでとうございます。広告会社に入社して一番戸惑う言葉が「インサイト」です。よく使う言葉にもかかわらず皆知ったかぶりで使っているだけで「説明して?」と問われると「ぐぬぬ……」となることは間違いありません。試しに隣に座っている先輩に「インサイトって何ですか?」と質問してみましょう。絶対に嫌われます。そんな「インサイト」についてデコムさんの名著「『欲しい』の本質」を読んだAMIが解説します。
Published 04/01/24
憧れの相手だった元恋人と遭遇してしまった時、あなたならどうしますか?過去のよい思い出あるいは苦い青春の1ページのまま美しく収めるなら通り過ぎるのもよし、現在の元恋人の最新ステータスを獲得して思い出の上書きをしたいなら声をかけるもよし。男女で違うかもしれませんね。
Published 03/29/24
一度やってみたかった煽りタイトルに釣られてしまった皆様、しかし今回は聞いておいて損のない内容です。2010年代の怪しいノマドワーカーの出現と凋落によってブームが過ぎ去った感のあるセルフブランディング。しかし実は社会人としてはもはや常識、当たり前の所作と言っていいでしょう。実力があるから仕事のチャンスが生まれる。のではなく、セルフブランディングするから仕事のチャンスが生まれ、仕事をこなすと実力がつくのです。順番は逆。 今回はふろむださんの名著『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」できまっている』を参考にHISASHIが広告会社に置き換えて喋ります。
Published 03/26/24
AMIがHISASHIから借りパクした本をプレゼンする第二弾はマーケッター必読の書「マーケティング22の法則」です。リスナーの皆様でも読まれた方は多いのではないでしょうか。 広告の目的は商品の性能を伝えるだけではなく、消費者の知覚の順位を上げることだと本書はハッキリと言い切っています。カテゴリーの1位と2位だけが寡占する状況で勝つには、勝手に新しいカテゴリーをつくってその1位に勝手になってしまうことです。などなど。
Published 03/25/24
コロナ禍で一気に拡大したリモートワーク。日本人の働き方として25%前後で定着しそうです。今や新卒採用や転職市場でも必須項目のリモートの有無。是か非かの論争は2021年には収束し、すでに「その話題に触れることすら許されないタブー」になっているとさえ言えるでしょう。経営者が「明日から会社に来い!」などと言ったら袋叩きに遭います。 しかしHISASHIの日常はリモートワークで破壊されそうになっています。でも出社するのも面倒くさいし、もうどうすればいいの!?という愚痴をダラダラ話す回です。
Published 03/22/24
この時期、各就職媒体や企業の採用サイトに必ず掲載される「社員の一日」的なコンテンツ。今回は現役広告マンがその内容にツッコミをいれつつ、実態を暴く回です。 ちなみに今回出典としたのは「広告界就職ガイド2025」に掲載の戦略プランナーの1日です。記載内容は以下の通り。(宣伝会議様、いつもお世話になっております) 〈戦略プランナーの1日〉 7:30 起床 8:00 朝食 9:00 出社 9:30 メール確認&タスク整理 10:30 企画書作成/アイデア出し 12:00 ランチ 13:00 チームミーティング 14:00 プロジェクトA社内打ちあわせ 15:30 クライアントB 打ち合わせ 17:00 調査結果の分析 19:30 退勤 20:00 帰宅 20:30 夕食 22:00 テレビ・入浴 24:00 就寝
Published 03/19/24
AMIがHISASHIから4年も借りっぱなしだったビジネス本(つまり借りパク本)をHISASHIに返却しながら感想をプレゼンする謎のランチ会が始まりました。 初回はクリエーターでプロデューサーの小霜和也さんの名著「恐れながら社長 マーケティングの本当の話をします」です。惜しくも21年に亡くなられた小霜さんですが、本書に込められた「マーケティングはトップが俯瞰して統合してこそ完成する時代」のメッセージは今も我々広告マンに深く刺さりまくっています。
Published 03/18/24
広告会社はインサイトやアイデアを追求する仕事。つまり好奇心が湯水のように溢れてしまい、良くも悪くも土日に仕事のことを考えて過ごしてしまう業界。もはや仕事ではなくて趣味になっていく人も多いです。特に若手は早く成長したいモチベも乗って四六時中アドレナリンが出まくっています。 それはそれで幸福なことではありますが、それでも働きすぎは良いことではありません。オンとオフはきっちり分けたい。家庭があるならオフにも集中するべき。そこで仕事をやりすぎず、でも充分に仕事を楽しむにはどうしたらいいのか、SAYAKAとHISASHIが居酒屋で管を巻いています。
Published 03/15/24
今回は入社したてホヤホヤの1年目のケント君に令和の就活のリアルをヒアリングしながら、今の時代の就活やESの書き方の最善策を練ってみようというお節介な回です。 エピソードはひとそれぞれですが、大事なのはその事の大小よりも、それをいかに客観的視点・主観的視点に分けてレビューし、一人の人間の成長物語として成立させていくことなのではないか、という話で盛り上がりました。 就活にも婚活にも飲み会にも応用できそうな話法ですので、是非参照されてください。
Published 03/12/24
広告会社のみんなが震えている本件、HISA&SAYAKAが酒の勢いで「広告会社の99%の業務はAIに代替される」という悲観論を喋っています。しかしちょっとだけ希望もあって……。
Published 03/08/24
時は00年代にタイムスリップし、HISASHIが大学4年生の春に広告会社の新卒採用面接でどんなことを話したのかを再現するロールプレイ回です。もうかなり前なので広告会社の採用要件や応募職の規定も全く異なります。従って直接の参考になることはありませんし、模範解答として転用することもほぼ不可能です。 しかしHISASHIが練り上げた骨子は広告会社はもちろん、様々な職種の採用面接で応用可能かもしれません。なぜなら就活前に大量の就活本を読み込んで黄金率を導いたからね。 そんなわけで話半分に聞いて頂き、ご自分のエピソードだと何が当てはまるかなぁ~などと思考実験して頂ければ幸いです。
Published 03/05/24
トレンドを雑談しながらマーケっぽい発言をしてみる昼のランチ回です。NewJeans大好きSAYAKAの熱弁をお聞きください。僕はダニエルが好きですが、SAYAKAはハニが好きで、AMIは何も知らないそうです。
Published 03/04/24
我々3人の中にプチ整形をした人がいます。その人は遠い目をしながら「私にとっての整形はゴールではなく始まりだった……」と呟くのでした。 整形の前後のインサイトはとても根源的。良くも悪くも日本人の欲望の現在地を示してくれます。以前配信した「広告×コンプレックス」とはまた違う視点で、整形を巡るインサイトから「勉強」や「スポーツジム」等へのポジティブなアナロジーやマーケティングの切り口を考えていきます。
Published 02/27/24
不定期更新《昼の広告社》です。ランチしながら時事的な関心事や業界の気になる噂をお喋りしていきます。なのですが初回はいきなりSAYAKAにサプライズ誕生祝を仕掛けるという特別回になっています。しかしサプライズなのにHISASHIがとんでもない失態をおかしたようです。おいしいランチを食べながらゆるゆるとお聞きください。
Published 02/26/24
3冊を読み解いた「恋愛×マーケ」のまとめ雑談回です。本来プロセスを楽しむ感情マックスが魅力である恋愛と、ゴールを設定して丁寧にPDCAを回していく冷静なマーケ的恋愛には大きな隔たりがあることが分かりました。しかし令和の世における恋愛は昭和~平成に比べて優先順位が低くなっていることを考えれば、普通に生きていても突然ロマンティックな展開になる機会は減ってきていると言えます。だからこその戦略的PDCA!! 一つのヒントは失恋=人格否定ではなく、失恋=戦略否定だと捉えてみることかもしれません。プランがあれば失敗したのはプランのほうであり自分自身ではないからです。 三人の本音が出たところでシリーズは終了、次回はちょっと驚きの報告です!
Published 02/20/24
ニンゲン広告社の3人が飲み会で愚痴ったり、ランチで雑談する新しい不定期ショートシリーズが始まりました!夜はネガティブに、昼はポジティブになる傾向があるようですよ。普段の仲良し3人組の会話をそのままお届けするために音声は完全ノー編集でお送りします。 初回の雑談はAMIが後輩から「老害」だと思われているという被害妄想の愚痴です。老害チェックリストもありますので、胸に手を当ててご自身が老害か否か正直な気持ちで確認してみてください。 では酒場の3人の会話をゆるゆるとお聞きください。
Published 02/15/24
恋愛マーケの第3回は一昨年のベストセラーで映画化も決まった『傲慢と善良』(辻村深月著)から現代人の最新恋愛インサイトを読み解くというAMI渾身のプレゼンです。点数を身勝手に付け合うという「食べログ」化した恋愛はもはやホラーと言っていいでしょう。しかしそれでも心を通わせる方法はターゲットインサイトの共有と共感にあり!広告と全く同じなのです。AMIの解説を最後までお聞きください。
Published 02/13/24
今回はSAYAKAが『マーケティング恋愛4.0 ~1ヵ月でプロポーズさせた、私の戦略と軌跡』をネタ本として、完全にマーケティング化された婚活をプレゼンします。目的をシンプルに定め、優位性を導き、男性陣のエクセル管理、想定スケジュールに合わない相手は速攻で損切り、そんな冷静な態度が婚活には求められるようです。いや……婚活に恋愛要素を混ぜないなんて無理だろ……と思われる方、それはゴールがズレているかもしれません。
Published 02/06/24
今回から4回シリーズで恋愛✖️マーケティングをテーマに議論していきます。3人はそれぞれ課題図書を与えられ、それに基づき「恋愛をマーケする」とはどういうことかをプレゼン。第一回はHISASHIが『MBA恋愛戦略ー最強のマーケティング理論で説く彼女獲得のしくみと方法』(織田隼人著)を研究分析し、そのワンダフルでグレートな戦略をプレゼンします。女性のよく言う「清潔感」ってこういうことだったんですね……。
Published 01/30/24
現在、ごくごく一部の人だけが自意識高く自分の異端性を主張するためにしているメンズネイル。おしゃれではありますが、どちらかと言えば記号性として機能しているのが実態です。しかし、しかしですよ、HISASHIはネイルが好きで夜な夜なNETFLIXを鑑賞しながら様々な色を試すネイル廃人なのです。お知り合いの方は今度僕の爪にご注目ください。そんなわけでメンズネイルの素晴らしさを世の中に伝えるべく、マーケティングの方法について3人で考えてみました。そういえばアイコンのSAYAKAもネイルをしていますね。毎月6,000円掛けているそうです。
Published 01/23/24
「現代の広告の大半はコンプレックスを刺激することで成立している!」などと動議を提示した前回の我々ですが、それは即ち我々広告人がその片棒を担いでいるということです。ではその対極にある「人々の自己肯定感を高める広告づくり」とは一体どういうことなのか、新しい広告の在り方を3人で考えます。異論反論あるかと思いますので是非Xまで!https://twitter.com/_ningenradio ※番組中の我々の意見は所属団体はもちろん業界を代表するものではありません
Published 01/16/24
かつて広告は人々を不便や不自由から解放するためのプロダクトを社会に伝えるための重要な装置でした。しかしある程度の「不」から解放された今はどうでしょう。目をそむけたくなるネット広告を見たことがありますよね。広告は、本来は多様であってしかるべきライフスタイルや美しさの尺度などに対して、自分たちに都合の良い正解を提示し、日本人の価値観を一元化させていく装置になっていませんか。そして、その単一の物差しに対して劣っている自分、それに達していない自分を自覚させ、コンプレックスを増幅させているのではないでしょうか。……というサディスティックな自戒から出発したディープなディスカッションをお楽しみください。今回は問題提起篇、次回はソリューション篇です。
Published 01/09/24