Apple TVにて配信中のドラマを取り上げます。 アルフォンソ・キュアロン監督とケイト・ブランシェットがタッグを組んだサスペンスドラマ。 間違いなく2024年最重要作品といえる傑作です。 ゲストに竹島ルイさん、半羊さんをお迎えしてたっぷり語ります。 まだ観てない？じゃあ今から観てきなさい！もう観たの？じゃあどんどん宣伝しましょう！ 『ディスクレーマー 夏の沈黙』 https://tv.apple.com/jp/show/%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC-%E5%A4%8F%E3%81%AE%E6%B2%88%E9%BB%99/umc.cmc.1cbgkx1fenkjtrha0n1a6fkc3

心を震わせる大傑作アニメーション映画が誕生！ 1980年代のニューヨークを舞台に、孤独な犬(ドッグ)とロボットが織り成す関係を描いた感動作。 セリフ無し、ナレーション無し。 それでも映画の真髄を楽しめるような見事な今作を語ります。 ○Summary○ ・属性が無いからこそ ・オマージュの捧げ方のすごさ ・反復、とにかく反復だ

雑感です。 ネタバレはありません。 ○Summary○ ・『2度目のはなればなれ』 ・『リトル・ワンダーズ』 ・『ディスクレーマー 夏の沈黙』 ・博多天神落語まつりにて ・名古屋と伊勢に旅行へ行きました

東映の集団抗争時代劇がいま蘇る！ 『仁義なき戦い』シリーズの名脚本家・笠原和夫の幻のプロットを、白石和彌監督が映画化。 山田孝之・仲野太賀・鞘師里保・阿部サダヲ・駿河太郎など豪華キャストも話題の今作をレビューします。 ○Summary○ ・これって集団抗争時代劇なのか？ ・ぼんやり、大味 ・集団なら集団をやろうよ ・もう白石和彌に期待するのはやめよう

『シックス・センス』などで「どんでん返し」の代名詞ともなったM・ナイト・シャマラン監督作品をネタバレ有りで語ります。 『オールド』『ノック 終末の訪問者』なども記憶に新しい監督最新作は、殺人鬼の脱出もの！ 愛娘のサレカ・シャマランまで出演させた今作の評価やいかに。 ※音声バランスに誤りがありましたので、差し替えいたしました。(2024/11/1) ○Summary○ ・まっすぐな、でも少しクセのあるサスペンス ・サスペンスの主が代わる巧みさ ・微笑ましいファミリービジネス ・かっこいいショット、撮影

久々に雑感です。 ○Summary○ ・U-NEXT『THE PENGUIN－ザ・ペンギン－』を観ようと思ったら…… ・Netflix『極悪女王』を今さら語る ・Amazon prime『KILLAH KUTS』は期待外れ ・noteはじめた理由 ・番組に届いたお声紹介

前作『ジョーカー』の衝撃から5年。 ジョーカー=アーサー・フレックの物語が帰ってくる。 監督はトッド・フィリップス、主演はホアキン・フェニックスが前作から引き続きコンビを組んでいる今作。 新キャスト、ハーレイ・クインにレディ・ガガを加え、「ジョーカー」を再構築した。 公開直後から賛否両論が渦巻く問題作を、ポップカルチャー系ライターの竹島ルイさんをゲストにお迎えしてたっぷり語ります。 ○Summary○ ・これは「ジョーカー」ではなく「アーサー・フレック」の物語 ・映画として退屈ではないか？ ・"正しい"映画であることを目指している。

『エクス・マキナ』『アナイアレイション -全滅領域-』『MEN 同じ顔の男たち』と衝撃作を連発するアレックス・ガーランド監督待望の新作をレビュー。 内戦状態にあるアメリカ合衆国。混迷を極めた現実を、あるジャーナリスト一行の目から描く。 出演は キルスティン・ダンスト、 ヴァグネル・モウラ、スティーヴン・ヘンダーソン、ケイリー・スピーニーなど。 ○Summary○ ・わかる、けど ・アジア人差別は意図的か？潜在的か？ ・心の面白さと頭の面白さ

黒沢清監督の今年3本目の公開作品をレビューします。 転売ヤーの男に降りかかる恐怖を描いた今作。 監督と初めてタッグを組んだ菅田将暉をはじめ、古川琴音、奥平大兼、岡山天音、荒川良々、窪田正孝と豪華出演陣も話題に。 ○Summary○ ・重みをもたない人々 ・唯一血が通っている人物が恐ろしい ・言葉に意味がないのに……

前作『哀れなるものたち』の日本公開と合わせまさにヨルゴス・ランティモス監督イヤーとなった2024年。 最新作『憐れみの３章』をネタバレ有りで語ります。 異なるエピソード・異なる役柄を同じ俳優で演じさせた3篇からなるオムニバス映画。 『女王陛下のお気に入り』以降タッグを組んでいるエマ・ストーンをはじめ、ジェシー・プレモンス、ウィレム・デフォーなどハリウッドを代表する豪華俳優陣も集結。 ○Summary○ ・『籠の中の乙女』からずっとやり続けているテーマ ・社会的テーマより、身体的テーマが観たい ・誇張しすぎた○○で、あなたもシュールになれる

9月27日に日本ポッドキャスト協会の配信リレーに参加いたしました。 そこで配信した特別プログラムをお送りします。 題して「観てない映画をまるで観たかのように喋れる方法～名作映画20～」 お楽しみください。 ○取り上げた映画○ 『ジュラシックパーク』 『ショーシャンクの空に』 『ゴッドファーザー』 『ダークナイト』 『プラダを着た悪魔』 『七人の侍』 『仁義なき戦い』 『幸せの黄色いハンカチ』 『タイタニック』 『レオン』 『アベンジャーズ』 『ターミネーター』 『パラサイト 半地下の家族』 『ドライブ・マイ・カー』 『万引き家族』 『戦場のメリークリスマス』 『ジョーズ』 『地獄の黙示録』 『ブレードランナー』 『スターウォーズ』

池袋シネマ・ロサ発の低予算映画が口コミで大ヒット！ 第二の『カメラを止めるな！』と名高い今作をネタバレ有りで語ります。 ○Summary○ ・心意気は買う。心意気だけ。 ・会津藩士のこと、わかってる？ ・口だけの「時代劇愛」

『あみこ』で数々の賞を受賞した山中瑶子監督、待望の商業長編デビュー作をネタバレ有りで語ります。 現代日本のトップ俳優の座を欲しいままにする河合優実とのタッグはどんな化学反応を生んだのか。 ○Summary○ ・この映画には"罠"が仕掛けられている ・根源的に、肉体を削いで観てみる ・辛辣な眼差しを見逃すな ・次回作はきっと……

先週予告した通り『エイリアン:ロムルス』について語ります。 つまんなかったです。 ○Summary○ ・フェデ・アルバレスには美学が無い ・マーケターとリドリー・スコットにおもねった ・お前のやりたいことは何だ

『エイリアン:ロムルス』直前につき、これまでの『エイリアン』シリーズと、最新作を監督したフェデ・アルバレスの仕事を考える回です。 ○Summary○ ・そもそも監督の色が強いシリーズ ・いつから『エイリアン』はリドリー・スコットのものになった ・フェデ・アルバレスは適任であるが、しかし……

久々に雑感です。 ・『ソウルの春』 ・『シンパサイザー』 ・『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』 ・『必殺仕掛人』 ・SNSの映画界隈は香ばしい 


黒沢清、今年2本目の公開作品は中編ホラー。 純度100%の黒沢印が詰まった傑作をネタバレありで語ります。 ○Summary○ ・料理教室での恐怖演出、アプローチの違い ・Jホラーのアイコンは、いまも生きている ・すべてを語ると、魔法が解ける

Netflixで話題のドラマをネタバレ有りで語ります。 実際の事件をもとに、大根仁監督以下豪華キャストで制作された今作。 はっきりいって傑作です。 ○Summary○ ・日本の配信ドラマでトップクラスの照明・撮影 ・「民放ドラマでできないこと」をやってのけた ・ある性描写の是非

前作から９年、感情たちの大冒険が帰ってくる。感動を呼んだ『インサイド・ヘッド』の続編がついに公開。中学生になったライリー、新たな感情たち-思春期-とどう向き合うのか。 日本語吹き替え版キャストは、小清水亜美、大竹しのぶ、多部未華子、花澤香菜など 
 ○Summary○ ・感情の発出を表現するうまさ ・ビッグ・ブラザーたる「シンパイ」 ・エリクソンの発達心理学の影響下にある作劇 
 


巨大竜巻に立ち向かう人々を描いた今作をネタバレ有りで語ります。 竜巻の研究をしていた女、竜巻を追う男。 2人が出合い、人々を救う。そんな現代の英雄譚です。 ○Summary○ ・あまりに、あまりにアメリカ的な ・古き良き共和党、古き良きアメリカの正義 ・原案者と監督の思想、出自から考える

マーベル映画の人気シリーズ『デッドプール』の3作目。 ヒュー・ジャックマンがウルヴァリン役で復帰することも話題の今作をネタバレ有りでお話しします。 ○Summary○ ・メタが軸のシリーズだからこそ…… ・ストーリーが全然わからない ・そもそもアラを指摘するのは野暮なのか？

人類の夢を乗せたアポロ計画は、実はフェイクだった？！という宣伝に偽りあり これは真っ当など真ん中のハリウッド映画だ！ アメリカンドリームの景気の良さを詰め込んだ本作を、ネタバレ有りで語ります。 ○Summary○ ・ど真ん中のハリウッド映画 ・スカーレット・ヨハンソンの初プロデュース映画なのに…… ・Appleの宣伝が良くないぞ

アメリカで実際にあった「メイ・ディセンバー事件」を題材にした衝撃作をネタバレ有りで語ります。 13歳の少年と性行為に及んだ女と、"真実"を探る女優とのやりとりを通して、支配・被支配の歪んだ構造を描き出す。 果たして捕食者とは誰か、いったい何が彼女をそうさせるのか。傲慢な人間の姿を映す傑作。 主演はジュリアン・ムーア、ナタリー・ポートマン 監督は『キャロル』『エデンより彼方に』のトッド・ヘインズ

藤本タツキの読み切り漫画『ルックバック』がアニメ映画化！ あらゆるクリエイターたちが絶賛し、『チェンソーマン』に引き続き話題をさらった原作は、どのように映画化されたのか。 主演は河合優実、吉田美月喜 藤本タツキのifルートと、その先にある未来、そして彼がみた眼差しを中心にお話ししています。