Description
【今回の紹介】
『独り 気高く 寂しく』アン・ドヒョン著、ハン・ソンレ訳、オークラ出版
https://www.oakla.com/ippansyotab/9784775530382/
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パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください!
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【今回の内容】
ゲラ読みから参加/文学や言葉に向き合ってきた人の詩集だと感じた/最初の詩「君に聞く」のたった3行に心をつかまれた/Netflixドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」にはまった/著者&作品紹介/心が強くなれる詩集/最後の「私を悲しくさせる詩」がいい/1980年代の志と社会の現実とのギャップに向き合う/あとがきが文学とは何かを考えさせられる/印象に残った詩/人のために問われる「君に聞く」「練炭一つ」「冬の夜に詩を書く」/教師時代が描かれる「学校へ行く道」/意味はわからないけど語感が好きな「恋」/次回予告
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版元サイトより
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韓国の文壇と読者から多くの人々に愛されてきた詩人、アン・ドヒョン。
4作目の詩集となった本作には、
世界的ヒットを記録したドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』で朗読された、「練炭一つ」を収録。
灰になった練炭をむやみに蹴るな
君は
誰かに一度でも熱い人であったことがあるのか
──「君に聞く」より
1980年の光州事件以降、文学より切実なことがあまりに多かった時代。
詩の力、言葉の力で、心を守り抜こうとした、
いまなお、読み継がれる詩集が待望の翻訳刊行!
この詩集に載った「君に聞く」は「私」に厳しく問いかけ、
「私」に痛いほど鞭を打とうという詩である。
私でない他人に一度でも熱い人になること、
その思いで学校から追い出された自身の悲哀を自ら収めようとした。
そうして初めて、その険しい時代を耐えていけそうだと思えた
──「邦訳版 あとがき」より
1994年の初版刊行時から約30年を迎え、
著者による執筆当時を回想した、
邦訳版のための「著者あとがき」を特別収録。
時代のうねりのなかで、
何度も書いては消して、
自分へ、世の中へも屈することなく、
ペンを握り続けた詩人によって紡がれた、ことばの灯火。
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