曹操はいよいよ呉を攻める事に感慨深く、色々の思い出、これからの事を語る。彼も54歳だ。詩を読み皆に披露するが、不吉な語句があると水を差され、怒ってその者を斬ってしまう。

龐統は曹操の信頼を勝ち取り、呉に帰ろうとする。と、あと一歩という所で何者かに捕まり、「お前の計略は全て見抜いている」と告げられる。男は、徐庶だった。その後彼は境遇を語り、見逃すが、火計から自身が生き残る術はないかと龐統に問う。

鳳雛と呼ばれる龐統は周瑜を訪ね、曹操への反感を語る。その後彼は蒋幹と共に魏に行き曹操に、船を繋いで揺れを無くし、兵の健康を守るべきと、連環の計を提案。龐統を信じきった曹操は準備にかかる。

闞沢は黄蓋に報告するために呉に帰る。黄蓋の脱走計画には甘寧も加わり（当然演技であるが）魏への寝返りは進む。その手紙を見た曹操は怪しみ出す。

黄蓋と親しい闞沢は、黄蓋が魏に寝返るという情報を持って魏に潜入、曹操に会う。曹操ははじめは偽計と看破するが、闞沢の迫真の演技にとうとう騙され、話を聞き始める。

魏から呉に潜入者がいる事を知った周瑜は、わざと黄蓋を打ち据え不和をパフォーマンスする。孔明はそれを見抜いていたが、知らぬふりをする。魯粛はオロオロする。

魯粛と共に船に乗った孔明は魏軍の前に姿を現す。一斉に射かける魏軍だったが、その矢は藁を巻いた孔明率いる船団に吸収され盗まれる。こうして孔明は見事、期日までに10万本の矢を獲た。周瑜も孔明と手を取り、火計を立案する。

孔明は周瑜から、三日のうちに十万本の矢を用意するよう頼まれる。果たせなかった場合、周瑜は孔明を斬罪に処する気なのだ。孔明は魯粛から僅かの船と兵を借り、魯粛と共に出航した。

You Tubeもよろしくね。

You Tubeもよろしくね。

周瑜を魏に引き抜こうと、蒋幹は呉に乗り込む。そこで味方の蔡瑁らが呉に内通している証拠を掴み、彼は曹操に提出する。魏の水軍都督二人は首をはねられる。

関羽が目を光らせていたので、劉備の暗殺は防がれる。孔明は劉備に、決まった日付に船をよこすように伝言をし、なお呉に残る。 一方魏と呉の船はついに衝突、呉の甘寧が大活躍する。

周瑜は孔明を殺そうと、曹操軍の食糧庫攻めに孔明を向かわせようとしたりするが、うまくかわされる。次に周瑜は、呉に劉備を招き、劉備・孔明共に屠る計画を動かし始める。

周瑜は孫権の決心を固めさせ対曹操に向け動き出すが、孔明の智力を恐れ孔明暗殺計画を魯粛に漏らす。魯粛は反対し、孔明の兄に孔明が呉に来るように説得させる事にするが、それも失敗に終わる。

★酔計二花 周瑜は孔明と会談する。孔明は曹操が大喬・小喬姉妹を欲しているらしい事を周瑜に告げると、それまで非戦派だった周瑜は激烈に怒り、曹操との戦いを決意する。

孔明は孫権と面会し、彼を焚きつける。孫権は遂に曹操との対決を決意するが、周りの重臣たちは大反対。困惑した孫権は兄・孫策の言葉を思い出し、周瑜の意見を求める。

You Tubeもよろしくね。

呉に辿り着いた孔明は、張昭をはじめとする呉の重臣たちを相手に巧みに舌戦を繰り広げ、曹操への降伏を考える者たちを沈黙させる。

劉備らは関羽・孔明の援軍により逃げおおせる。曹操は呉への圧力を強める。曹操と結ぶか玄徳と手を取り合うか。選択を迫られた呉は、魯粛を劉備のもとへ送る。孔明は応対し、逆に彼が呉へ向かう。

趙雲は劉備の下に辿り着き子を渡すが、劉備は子を投げ捨てる。危うく趙雲を失う所だった、良き臣下は子より得難い、と。一方張飛は長坂橋で一人、圧倒的気迫で曹操軍を退却させる。

趙雲は劉備の第一夫人と子を探し求めようやく見つけ出す。が、夫人は深手を負っており、趙雲に子の阿斗を託すと足手まといにならぬよう井戸に身を投げる。趙雲は悲しみを抱え、ひた走る。

You Tubeもよろしくね。

曹操は劉備を追撃する。張飛は長坂橋の守りにつき、趙雲ははぐれてしまった劉備の妻子たちを探し求め駆け回る。趙雲はようやく第二夫人を見つける。

劉備らは曹操の軍を退けたものの、安全を求めて江陵へ移動。民を伴っての移動を曹操軍に追撃されるが、劉備は民を見捨てない。 一方曹操は、劉表の子・劉琮を暗殺する。

劉備は荊州の降伏を嘆き新野を捨てようと失意に沈む。孔明は懸命に皆に指示を出し、曹仁率いる大軍を水責めの計にかける。