Episodes
民族や国籍、文化や伝統の違いを乗り越えた人類全体としての「われわれ」がいかに成立するのかについて考えていく。それは、グローバル化時代において、言葉の正しい意味での「宗教」とその役割について明らかにすることでもある。
Published 07/18/13
正しいジハードの実践は、社会の平和力を引き出すことを明らかにしていく。ジハード=テロリズムという図式を徹底的に検証する。
Published 07/11/13
人間とは何か。そして動物との違いは何か。人間らしさについてイスラーム的な観点から考察していく。
Published 07/04/13
イスラーム教徒のよりどころであり、イスラーム社会の基層をなすシャリーア(イスラーム法)について概説する。
Published 06/27/13
アレッポ石鹸について、原料のオリーブから、石鹸棟梁の心、さらには、貧者に配られるザカーとしての性質までをも含めて、石鹸から見たイスラーム社会論を展開する。
Published 06/20/13
人はなぜ断食をするのか。世界18億人のイスラーム教徒がともにイスラーム暦の第9月に行う斎戒(サウム)について、個人から社会にいたるまでの効用を紹介しながら、セーフティーネットの自律的形成をなす宗教的な教えの実践について考える。
Published 06/13/13
SFCが中心になって行っているアラブ・イスラーム圏との学術文化交流について紹介しながら、その意義について考察する。
Published 06/06/13
グローバル化の時代における宗教の重要性について、特に思想的な側面から明らかにする。宗教が文化の一部ではなく、文化が宗教の一つの現われであることについても解説する。
Published 05/30/13
イスラームだけが宗教ではないし、「宗教がない」ことは「宗教心のないこと」まで意味しないなどについても考察する。
Published 05/23/13
神が一つとはどういうことなのか。宇宙もまたその中のすべての存在も創造したとされるアッラーについて考える。一神教と多神教の関係についても明らかにしたい。アラビヤ語で宗教を表す「ディーン」という言葉からはじめて、宗教の意味について考える。
Published 05/16/13
イスラームとは何か。一神教の完成形態としてのイスラームについて、ユダヤ教、キリスト教徒の比較も交えながら、明らかにする。
Published 05/09/13
イスラームはなぜ正しく理解されないのか。オリエンタリズムとその変容、イスラーム社会の抱えた問題、あるいは日本人の宗教理解にも触れながら、考察する。
Published 04/25/13
イスラームを論じるときにはずすことのできないアラビヤ語。この言語の重要性と特徴、そして学習の効用について紹介する。
Published 04/18/13
スピリチュアルブームの一方で、宗教というと遠ざける人が多い。しかし、そうした場合に「宗教」と目されているものの多くは、もっとも「宗教」からは遠い。宗教と科学の相補性についても着目しながら、このパラドクスについて考える。
Published 04/11/13