ネームの描き直し地獄で見失う「本当に描きたかったこと」 真に大切となる“ログライン”とは #62
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漫画家自身の癖(へき)が滲み出るような作品こそ、読者に「扉を開く」「何かに目覚めさせる」ような体験を与えるのではないでしょうか。 そんな元漫画家の編集長・ごとうが、作品作りにおいて大切にしたいと考えているのが「ネーム」ではなく「企画」そして「ログライン」です。 今回はコルクスタジオ編集部としての制作体制や現状&展望をしっかりと紹介しつつ、5月24日(金)19時半より開催の『マンガ家交流会』についても案内させていただきます。 250名ものマンガ家が集合&ご飯も豪華なリアル交流会イベント、ぜひお見逃しなく! ※特にこのラジオを聴いてくださってる貴方のご参加を、心よりお待ちしております!
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「いきなりやってくる人は、いきなり去っていく」。SNSなどで偶然に近い形で作品を読まれる機会が増えた現代においては、漫画家も心に刻んでおきたいユーザーとの向き合い方・心構えかもしれません。 他者の声を聞く機会が増え続けるからこそ、自己評価の高さ・低さ、自己愛の強さ・弱さなどがメンタル面はもちろん成長面で大きな影響を及ぼすことになりますが、 ・自己愛は強いが、人の意見を聞く ・自己肯定感は低いが、前向き・前進する力がる のどちらかであれば、きっと上手くいくのではないでしょうか。 このほか、「描くことを習慣化するための意外な方法」など、今回はXでたまたま見かけた漫画家の皆さんのために...
Published 11/08/24
漫画の賞に応募する場合、提出シートにはいろいろ書かなければいけない欄がありますが、「描きたかったテーマは?」「この作品のコンセプトは?」など、改めて問われると思わず悩んでしまうような質問項目も。 一般的にはテーマとは「伝えたいこと」、コンセプトとは「作品の中核となるアイデアや着想」などになりますが、問いに答えようと悩みすぎるのも勿体ないことに……。 そもそも漫画賞は作品を評価するためのコンペですので、テーマもコンセプトも、ざっくりと「どんなことやりたかったのか?」で大丈夫だと思います。 作者であるあなた自身の心の叫びのようなものを書き込み、あとは作品で勝負!...
Published 11/06/24