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5年前、東京に誕生したアパレルブランド、 「10YC(テンワイシー)」。 “着る人も作る人も豊かに”という理念を掲げています。 代表の下田将太(しもだ・しょうた)さんは、現在、31歳。 かつて、大手のアパレルメーカーで働いていたころ目にしたのは、 大量生産に大量廃棄、工場の低賃金や、職人の後継者不足など、 ファッション業界のさまざまな矛盾でした。 こういった問題に対して、自分たちでも何かできるのでは?と、 仲間と一緒に「10YC」を立ち上げました。
Published 04/09/22
山梨県・丹波山村(たばやまむら)。 人口は、わずか550人。 2000mを超える山々に囲まれ、 清らかな水が流れる自然豊かなこの村が大切にしているものは、「狩猟の文化」です。
Published 04/02/22
京都屈指の観光地・嵐山に5年前オープンした、 京綿菓子専門店「zarame」。 「まず、もらって、“なにこれ?”みたいな。 テイクアウトの綿菓子をみたら、 “えー、こんなに大きいの?“ってみんなびっくりするんですよ。 それで、棒付きの綿菓子を渡す瞬間、だれもが笑顔になるんです。」 そう教えてくれたのは、「zarame」の代表、能勢雅子(のせ・まさこ)さん。
Published 03/26/22
これまでにない、エコな「カミソリ」。 持ち手の部分が、プラスチックではなく紙で出来ている、 世界初の「紙カミソリ」です。 手がけたのは、刃物メーカーの「貝印」。
Published 03/19/22
世界遺産・屋久島で、昨年、誕生したクラフトコーラ。 その名も、「屋久島1000年コーラ」です。 長い年月をかけて生まれる屋久島の「超軟水」に、 屋久島に自生するミネラル分豊富な「屋久島ウコン」、 そして、種子島産の「黒糖・粗糖」。 これらの原料に、様々なスパイスがブレンドされています。
Published 03/12/22
南国のフルーツとして知られるバナナが、雪国で作られています。 新潟県柏崎市で生まれたバナナ。 名前は、「越後バナーナ」です。
Published 03/05/22
茶葉を新鮮に保存し、運搬するための入れ物として、 江戸時代から使われてきた木の箱、「茶箱」。 お茶の名産地・静岡には、 昔から、職人さんによる、県産の杉材を使った“茶箱づくり”の文化があり、 全盛期には、県内に30軒ほどの「茶箱工房」があったといいます。
Published 02/26/22
食べられるスプーン、「PACOON(パクーン)」。 食育と環境問題への想いから生まれた、 カラフルで可愛らしいスプーン型のクッキーです。 国産小麦に、国産野菜で作ったパウダー、砂糖、卵だけを原料に使い、 ラインアップは、かぼちゃ、抹茶、おから、ビーツ、いぐさの全5フレーバー。 スプーンとして使ったあとは、そのままおやつとして食べられます。
Published 02/19/22
マイナーすぎる、背ビレに毒針がある、水揚げ量が少なすぎる、、など、 味の良し悪しには関係なく、市場に出回らない魚。 それらは、「未利用魚」と呼ばれています。 そんな魚たちに新たな価値を付けて、 美味しく食べてもらいたい、という想いで生まれたのが、 「Fishlle!(フィシュル)」という名前のサブスクリプションサービス。 日本近海で水揚げされた未利用魚をその日のうちに加工して、 冷凍食品として、毎月、家庭に届ける仕組みです。
Published 02/12/22
使われなくなった消防ホースから、 「トートバッグ」が作られています。 手掛けているのは、 「UPCYCLE LAB(アップサイクルラボ)」というブランドです。
Published 02/05/22
岡山県美作市・上山地区。 この地域には、かつて、1000年の歴史を誇る、 日本最大級の規模の「棚田」がありました。 奈良時代から築かれた千枚田。 最盛期には、8000枚以上の田んぼがあったと言われています。 そんな上山地区も、時代の移り変わりとともに過疎化が進み、 耕作放棄地が増え、美しい棚田は姿を消してしまいました。 その風景を、もう一度、取り戻したい。 そんな想いで活動を続けるグループが、 NPO法人「英田上山棚田団(あいだ・うえやま・たなだだん)」。
Published 01/29/22
富山県の冬の味覚、寒ぶりで知られる氷見市で、 天然染料の、筆記用ご当地インクが生まれました。 手がけているのは、創業140年を迎えた製材所、「岸田木材」です。
Published 01/22/22
1月15日からの一週間は、「防災とボランティア週間」。 ある調査データによると、 約90%の人が、将来、起こりうる災害を意識していながらも、 その対策をしている、と回答した人は、約40%。 大事なことだとはわかってはいても、 なかなか自分ごととしての行動が伴わないのが防災です。 そんな現状を“新しい形”で変えていきたい。 大切な人への贈り物として、防災グッズを選べる文化を作れないだろうか。 そんな発想から生まれたのが、 いのちをまもる防災カタログギフト、「LIFEGIFT」です。
Published 01/15/22
日本の魅力ある農業を世界に発信したい。 そんな想いから、2021年末に生まれたのが、 「冷やし焼き芋」の定期配送サービス、「イモスクリプション」です。 手がけているメンバーは、近畿大学に通う現役大学生3人。 「株式会社YORAKU」という学生ベンチャーを立ち上げ、 さつまいも食品のECサイト「Sachimo」をスタートさせました。
Published 01/08/22
沖縄の風景に欠かせないもの、「シーサー」。 民家の屋根や門など、 さまざまな場所に置かれている魔除けの守り神です。
Published 01/01/22
MADE IN JAPANのメガネフレームのほとんどを生み出している町、 福井県鯖江市。 そんな鯖江市のメガネ工場で作られているのが、 職人さんが1本1本のフレームを作っていく過程で、 どうしても出てしまう端材を活用したアクセサリーです。 ブランドの名前は、「Sur(サー)」。
Published 12/25/21
神奈川県相模原市にある、 一般社団法人「さがみ湖 森・モノづくり研究所」。 ここで作っているのは、 市内にある、約19,000ヘクタールもの広大な森の間伐材を使った積み木です。 名前は、「森の積み木」。
Published 12/18/21
石川県金沢市で、2015年に生まれたドーナツの専門店、「ウフフドーナチュ」。 コンセプトは、100%ママ目線。 ママたちにとって作りがいのある商品を作りたい、 子どもに安心安全のドーナツを食べさせたい、 そんな想いでスタートしました。
Published 12/11/21
外出先でも気軽に手を洗える「紙石けん」。 コロナ禍で注目を集めたもののひとつです。 石けんそのものを薄く削って伸ばしたものはよく見かけますが、 今回注目するのは、 和紙を薄くして、そこに石けん液を染み込ませた「紙石けん」。 名前は、「あら・いーな」です。
Published 12/04/21
福岡県太宰府市で、 今年、生まれたばかりのキャンドルがあります。 「アップサイクルキャンドル」。 本来であれば、廃棄されるモノを新しくアップグレードさせ、 そのモノ自体の価値を高めるのが「アップサイクル」。 このキャンドルの容器に使われているのは、 全国で捨てられてしまう、日本酒の瓶です。
Published 11/27/21
安土桃山時代から続く山形県の酒蔵、「小嶋総本店」。 1,000蔵を超える国内の酒蔵の中で、13番目に長い歴史を持ち、 添加物不使用の純米酒だけを造り続けている、老舗の酒蔵です。 そんな「小嶋総本店」が新しく開発したのが、 ノンアルコールで、砂糖や香料・着色料・保存料は無添加の、 「米糀のあまさけ」。 山形県産の米糀100%で仕上げたピュアなあまさけはもちろん、 野菜や果物のスムージーと合わせた、 素材感が楽しめる商品も展開しています。
Published 11/20/21
“日本のお米を飲む”。 そんなコンセプトの飲料が、 日本を代表する米どころ、山形県・庄内町で生まれました。 名前は、「玄米デカフェ」。 デカフェとは、カフェインを含まない飲み物や食べ物のこと。 「玄米デカフェ」は、玄米だけをじっくり丁寧に焙煎して作られた、 ドリップタイプの商品です。
Published 11/13/21
割れてしまった器を、漆と金粉で修復する「金継ぎ」。 その歴史は長く、海外でもそのまま「KINTSUGI」と呼ばれている、 日本ならではの伝統文化です。 一見、難しそう、と思われがちなこの技術を気軽に体験できるのが、 家庭用の「金継ぎキット」。 コロナ禍のおうち時間で、人気を集めています。
Published 11/06/21
ブドウの生産量日本一の町、山梨県笛吹市。 栽培の途中で間引く、未熟なブドウを使って、 何か新しい価値を作れないかと生み出されたのが、 笛吹生まれの「マスタード」です。
Published 10/30/21
東京23区の中で、最大の農地面積を誇る練馬区。 農業と福祉、そして、クリエイティヴの連携により、 地域の農産物を活用した、新たな加工品が生まれました。 アスパラガスの茎を焙煎してつくる「ほうじ茶」。 名前は、「翠茎茶(すいけいちゃ)」です。
Published 10/23/21