愛と死の人類学・第3話・後編「巻き込まれる愛」
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「老人から受け取った遺言」 「巻き込まれる愛の関係」 「グオフをコントロールする」 周辺の民族と戦うこともある牧畜民ダサネッチは人の死に何を思うのか。 後半もエチオピア南部の牧畜民ダサネッチの研究をされておられる慶應義塾大学の佐川徹さんをお迎えして、死と愛の関係についてお話を伺います。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを招いてお届けする文化人類学者のディープな対話。第2シーズン「愛と死の人類学」第3話後編。 【後半+エピソードトーク】 ・子供を通して大人が楽しむ ・「ねだりの時間」に受け取った遺言 ・ダサネッチの埋葬 ・浄めの儀礼でも取り払われないもの ・文化相対主義が抱え込まざる得ない難問 ・胸の傷はビーズの首飾りと同じ ・ダンスと同じように忘れるべきなんだ ・胃と「グオフ」を管理する ・理解が難しいことを説明する語彙力 etc... 【出演】 佐川徹さん 慶應義塾大学文学部准教授。東アフリカの牧畜社会で紛争や開発について調査をおこなっている。近著に『アフリカで学ぶ文化人類学―民族誌がひらく世界』(共編)、『遊牧の思想―人類学がみる激動のアフリカ』(分担執筆)がある。 松村圭一郎さん 岡山大学文学部准教授。エチオピアの農村や中東の都市でフィールドワークを続け、富の所有と分配、貧困や開発援助、海外出稼ぎについて研究。著書に『所有と分配の人類学』(世界思想社)、『基本の30冊 文化人類学』(人文書院)、『うしろめたさの人類学』(ミシマ社)、編著に『文化人類学の思考法』(世界思想社)など。『群像』で「旋回する人類学」、西日本新聞で「人類学者のレンズ」を連載中。   【聞き手】 山下正太郎(コクヨ ワークスタイル研究所)+若林恵(黒鳥社) 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:山口宜大 音楽:森永泰弘   ▼第1シーズン「働くことの人類学」の佐川徹さんの出演回 働くことの人類学 ・第3話・前編「ノマド」の思想 働くことの人類学 ・第3話・後編「ノマド」の思想 ▼書籍『働くことの人類学【活字版】 仕事と自由をめぐる8つの対話』のご購入はコチラから
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Published 04/08/22
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