「新・雑貨論Ⅱ」第2回・前編 ・料理はテトリス
Listen now
Description
バイヤーとして活躍する山田遊さんをホストに迎えてお送りするポッドキャスト番組「新・雑貨論」。第2シーズンでは、モノと人の関係性を、食、建築、衣服、道具、自然などの観点から考えていきます。 第2回は四谷三丁目「Gallo」料理長のタクマオガワさんと「chioben」山本千織さんをお迎えして、変わりゆく「食」について考えます。 撮影の現場にお弁当を届けるケータリングの山本さんと、ジャンルのない料理を提供するレストランのオガワさん。 山本さんの激動の人生のお話から、お二人が今のお仕事に至ったストーリーやそれぞれの食材選びのお話へ。 事前に決まった数や内容を作る山本さんに対して、即興的にメニューを決めるオガワさん。 対照的なようで、ふたりの考え方の底流には「テトリス」という共通点が! ・北海道から代々木上原へ。「chioben」の創業秘話。 ・お皿代わりとして使い始めた弁当箱 ・ピザもトマトパスタもないイタリア・フリウリでの修行 ・「Gallo」店内にはコース料理エリア/居酒屋エリア、 二つの空間 ・食材が入り混じるスーパーという場所の魅力 ・生産者に直接会いに行き、目の前で調理 etc.. 【出演】 山本千織(料理人) 2011年に代々木上原で「chioben(チオベン)」を開業。現在は、撮影弁当、ケータリング、雑誌や広告等幅広く活躍。近著は『チオベンの作りおき弁当』(PHP研究所)。 Instagram:@chiobenfc タクマオガワ(料理人) 四谷三丁目にある料理店「Gallo」を営む傍ら日本各地巡り、海、港、湖、川、山、畑にて野外料理人として活動中。飲食店舗のブランディングプロデュース、食に関わるイベントオーガナイズ等も行う。 Instagram:@takumaogawa199 【聞き手】 山田遊(バイヤー) 東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、国内外の店づくりを中心に、モノと関わりながら、様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。 若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター) 1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:山口宜大 音楽:岡田拓郎 ▼ 第1シーズン「新・雑貨論」はこちらから
More Episodes
バイヤーとして活躍する山田遊さんをホストに迎えてお送りするポッドキャスト番組「新・雑貨論」。第2シーズンでは、モノと人の関係性を、食、建築、衣服、道具、自然などの観点から考えていきます。 ランドスケープアーキテクトの石川初さんをお迎えしてお送りしている第6回後編は、庭からアート、農地、聖書にまで話が広がります。 完成形を作るのではなく、環境にチューニングしていく庭づくりの方法「アダプティブ・ランドスケープ」。変化していく自然を扱うとき、何を完成品とするのか?コントロールできない「庭」は音楽や絵の創作にも通じている——。農家の人たちの自家用の畑を、「まかない農地」とネーミングした石川さん...
Published 04/08/22
バイヤーとして活躍する山田遊さんをホストに迎えてお送りするポッドキャスト番組「新・雑貨論」。第2シーズンでは、モノと人の関係性を、食、建築、衣服、道具、自然などの観点から考えていきます。 最終回となる第6回は、ランドスケープ・アーキテクトの石川初さんをお迎えして、「自然と生きる 庭や植物との暮らし」をテーマにお話を伺います。 路地に迫り出した植木鉢、昔の都営住宅に並んでいた一坪ずつの庭——。東京には、個人の緑が溢れている。それは都市計画とは別のレイヤーで存在している、街を下から変える一人一人の「園芸欲」である。ブライアン・イーノが「都市をガーデナーのように考えるべきだ」と言ったように、...
Published 04/01/22