「新・雑貨論Ⅱ」第4回・後編 ・ファッションに見る、時代と私
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バイヤーとして活躍する山田遊さんをホストに迎えてお送りするポッドキャスト番組「新・雑貨論」。第2シーズンでは、モノと人の関係性を、食、建築、衣服、道具、自然などの観点から考えていきます。 ファッションブランド「Jens」デザイナー・武藤亨さんとプロダクトデザイナー・小宮山洋さんをお迎えしてお送りしている第4回の後編は、軽やかで繊細なファッションが映し出すものを見つめます。 シーズンで回るスピーディーなファッションには、揺れ動く時代や自分の心が見える ——。今の古着ブームには、サイズは合わなくても着たい!というファッションを楽しむ感覚が。おふたりのユニット「Rhoikos & Theodros」が提起する、言葉になる手前にある抽象的概念や掬いきれないものとは何か? ジャンルに分けられない「between」の曖昧さを取り戻せば、繋がり合う広い世界への入口が見えるはず! ・余白を広げるビジュアルブック ・Tumblrから情報を掘る ・ファッションとプロダクトの時間軸の違い ・友人同士で服をズラして着る ・自分探しとファッションの関係 ・カスタマイズは面白いのか? etc.. 【出演】 武藤亨(ファッションデザイナー) ファッションブランドJensを2014年スタート。コンテンポラリードレスをコンセプトに、時間や場所、着用者によって変容するワードローブを提案している。また様々な作家・デザイナーとの取組みを継続的に行い、多面的な商品や企画を発表している。 https://j-e-n-s.jp 小宮山洋(プロダクトデザイナー) プロダクトデザインを基軸に国内外の企業・組織のR&D(研究開発)のサポート、ハードウェアやサービスの立ち上げ、ブランドのディレクションまで多領域を扱う。近年は、ジェネラティブなアプローチや、プロトコルから対象を考えルールを設計することでモノづくりの新しいカタチを探っている。 https://yohkomiyama.com Rhoikos&Theodros 既存のモノ・空間を変容させ、その鑑賞によって新たな発見を促すアートユニット。武藤亨と小宮山洋によって、2020年にスタート。個々の感性を活かし合う創作方法を重視し、他の組織・個人の活動を作品に取り込むことで生じる関係 Instagram:@rhoikos_theodros 【聞き手】 山田遊(バイヤー) 東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、国内外の店づくりを中心に、モノと関わりながら、様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。   若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター) 1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。   企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:山口宜大 音楽:岡田拓郎   ▼ 第1シーズン「新・雑貨論」はこちらから
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バイヤーとして活躍する山田遊さんをホストに迎えてお送りするポッドキャスト番組「新・雑貨論」。第2シーズンでは、モノと人の関係性を、食、建築、衣服、道具、自然などの観点から考えていきます。 ランドスケープアーキテクトの石川初さんをお迎えしてお送りしている第6回後編は、庭からアート、農地、聖書にまで話が広がります。 完成形を作るのではなく、環境にチューニングしていく庭づくりの方法「アダプティブ・ランドスケープ」。変化していく自然を扱うとき、何を完成品とするのか?コントロールできない「庭」は音楽や絵の創作にも通じている——。農家の人たちの自家用の畑を、「まかない農地」とネーミングした石川さん...
Published 04/08/22
バイヤーとして活躍する山田遊さんをホストに迎えてお送りするポッドキャスト番組「新・雑貨論」。第2シーズンでは、モノと人の関係性を、食、建築、衣服、道具、自然などの観点から考えていきます。 最終回となる第6回は、ランドスケープ・アーキテクトの石川初さんをお迎えして、「自然と生きる 庭や植物との暮らし」をテーマにお話を伺います。 路地に迫り出した植木鉢、昔の都営住宅に並んでいた一坪ずつの庭——。東京には、個人の緑が溢れている。それは都市計画とは別のレイヤーで存在している、街を下から変える一人一人の「園芸欲」である。ブライアン・イーノが「都市をガーデナーのように考えるべきだ」と言ったように、...
Published 04/01/22